沖縄市議会 > 2018-10-12 >
10月12日-06号

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  1. 沖縄市議会 2018-10-12
    10月12日-06号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第398回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  平成30年                                ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第398回                                 ││                                      ││           平成30年10月12日(金)午前10時開議          ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 6 号                 平成30年10月12日(金)                  午前10時 開議第 1       一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 仲宗根   誠 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 嵩 元 直 萌 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 小 浜 守 勝 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 大 城   隼 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 金 城 由 美 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 小 谷 良 博 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 伊 禮   悟 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市   長     桑 江 朝千夫    総務部長       仲 本 兼 章 副市長       仲 本 兼 明    企画部長       宮 里 善 伸 副市長       與那嶺 克 枝    企画部参事兼     山 内   強                      プロジェクト推進室長 市民部長      大 庭 隆 志    水道部次長兼     仲宗根   清                      総務課長 健康福祉部長兼   上 原 三千代    消防長        仲宗根   繁 福祉事務所長 こどものまち    屋比久   功    教育長        比 嘉 良 憲 推進部長 経済文化部長    上 里 幸 俊    教育部長       森 川 政 寿 建設部長      仲宗根 保 彦    指導部長兼      與那嶺   剛                      教育研究所長 建設部参事     比 嘉 直 樹    教育総務課長     松 元   司 水道局長      仲宗根   弘    選挙管理委員会    城 田 世 市                      委  員  長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長      平 田 嗣 巳    議事課長       中 村 厚 夫 事務局次長兼    盛 島 秀 紀    議事課長補佐     金 城 優 一 庶務課長                 兼調査係長 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名、全員出席であります。 本日は、議事日程第6号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 それでは、市民並びに市長を初め、市当局の皆様、おはようございます。会派公明党の藤山勇一でございます。先日執行されました沖縄市議会議員選挙におきまして、市民の皆様から多大なる御支援をいただき、2期目の当選をさせていただきました。また再び、議会の場へと押し上げていただき、支えていただいた皆様へ心より御礼を申し上げます。改めて議会議員という重責に、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。本員の原点であります、大衆とともにの立党の精神を胸にみなぎらせ、市民の御期待に応えるために全身全霊で戦い抜いて参る決意でございます。何とぞ、今後とも、市長また当局の皆様の御協力を賜りますよう、さまざまな施策提言などもありますが、よろしくお願い申し上げます。 それでは少し所見を述べさせていただきますが、我が会派は公明党、市民の声を代弁する政党、政治家はいないのか、そのようなさまざまな生活者の期待、そして衆望を受けて誕生をさせていただきました。一貫して中道政治を掲げ、一人一人の声を全身で受けとめ、さまざまな地域課題に対し、合意形成を軸として、その役割を担ってまいりました。これからも膝詰めの対話の中で、市民、生活者の皆様がどういうことに悩み、何を望んでいるのかをしっかりと探り、その解決に向け、制度、政策を練り上げていきたいと思っております。その思いを、行動を貫き、私たち公明党、団結第一で今後とも議会へと取り組んでまいります。それでは皆様とともに、今回も一般質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 一般質問通告書の1ページをよろしくお願いいたします。それでは質問事項1.防災減災行政についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)防災計画についてでございます。 去る9月29日、沖縄付近には非常に強い勢力で上陸した台風24号、そしてあっという間に、またその後来ました台風25号と、立て続けに発生した今回の台風であります。多くの議員諸賢の皆様も質問を通告しておりますが、何点かお伺いをさせていただきます。 ①台風発生時の対応の現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 おはようございます。トップバッター藤山勇一議員の御質問にお答えいたします。 質問事項1.防災減災行政についての質問の要旨(1)防災計画についての①台風発生時の対応についてでありますが、沖縄に台風の接近が予想された時点で職員は招集に備え、台風が来る少なくとも1日前には、各部の職員18人で構成されます緊急対応班会議を開きます。その会議において避難準備、高齢者等避難開始の発令時間、開設する避難所時間、イベント開催可否情報、その他懸案事項を協議しまして、その報告を受けております。さらに、暴風警報が発令される時間帯を沖縄気象台ホームページで確認し、避難に十分な時間をとれるよう避難準備、高齢者等避難開始を発令します。暴風警報が発表されますと、災害対策警戒態勢をとり、主に市民からの電話に対応する緊急対応班、常時18人が招集されます。また、現場対応を行う水防班36人についても招集されることとなります。災害の状況に応じて、人員が足りない場合は各部から協力要員を招集し、人員体制を整えていきますが、今回の台風24号においては、職員の延べ招集人数は3日間で約600人となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 市長、御答弁ありがとうございました。 今回の台風24号、25号、立て続けに発生し、今、市長からの御答弁がありましたように、台風発生時に備えてしっかりと緊急対応をされて、トータルでも3日間で約600人余りの皆様が緊急の対応に御尽力をいただきまして、本当にありがとうございます。今回の台風24号、数年ぶりの大規模な台風だと本員も実感しております。近年は全国的に見ても、想定を超えるような大規模な自然災害も発生しておりまして、特に今年の夏は災害と言えるような尋常でない暑さであったり、大阪の地震、また西日本の豪雨、北海道でもまだまだ地震が続いているといった、本当に自然災害が相次いで猛威を振るっている中で改めて、このように犠牲になられた方とか、被災された方たちにお見舞いを申し上げながら、どこまでも私たちは被災者に寄り添うその思いで、緊急対応時の現状についても市長を中心に、しっかりとした体制が必要であると実感しておりました。このような異常な事態に対応するために、これまでの発想を超えた抜本的な防災や減災の対策を講じていく必要があると思っております。 質問の要旨②地域防災計画などの取り組みについてお伺いしたいと思います。特に、沖縄市に係る災害対策に関する事項が定められた計画でありますが、今回の台風時には冠水の被害であったり、特に停電への対応に御苦労されたと思いますけれども、この計画がどのような取り組みになっているのかお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 おはようございます。藤山勇一議員一般質問にお答えいたします。 地域防災計画などの取り組みについてということでございます。まず初めに今回の台風で、議員からもお話しのございました停電、あるいは冠水ということで大きな課題が浮き彫りになったと考えております。結論から先に申し上げますと、やはりその都度、地域防災計画の見直しが必要だと感じているというか、やらなければいけないというところでございます。今回の台風につきましては、地域防災計画風水害等編に基づき対応を行ったところでございます。しかしながら、今回発生しました長期間の停電対策につきましては、十分な対応策が記載されておりませんでした。9月30日の日曜日には、市内4カ所に飲料水と給水バッグを準備し、同日の夜22時まで連絡のあった方々に対して配布を行っておりましたが、対策につきましては十分な対策だとは考えておりません。今後、関連部署と調整をしまして、地域防災計画の見直しを図ってまいります。 次に、泡瀬一帯の冠水についてでございます。当日朝7時に防災課職員により、泡瀬第三自治会付近の状況を確認し、消防に電話を入れて消防車3台を派遣していただき、地域に呼びかけや交通規制を行いました。さらに、建設部におきましては、自治会の要請で土のう袋200体を泡瀬第三自治会に届けたところでございますが、さらに泡瀬一帯の冠水が広範囲にわたりました。この対策につきましても、今後関連部署と調整を行い、防災計画の見直しを図ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 総務部長、ありがとうございました。 先ほども述べさせていただいたように、本当に相次いできて、緊急対応とか、想定外の、計画はしっかりとされていますけれども、何かしらの影響でこういう大規模な自然災害が発生すると。今回の地域防災計画にあっても、特に停電のところの対応策がなされていないところがあったり、また冠水においてもやはり想定外のことがあったのかということを本員も実感しております。これを踏まえまして再質問させていただきたいと思いますが、このような停電を、これから未然にどのように防いでいくのかお伺いさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えいたします。 未然に防ぐような対策、停電対策ということでございます。災害に対する基本的な考えであります自助の部分から、停電に備え、浴槽やポリバケツなどによる水の確保、あるいは懐中電灯や簡易ラジオ、乾電池、非常食の二、三日分の確保など、各自で備えるよう、防災無線やLINE、ホームページなどで事前に台風接近時から、一度ではなく複数回発信していく必要があると考えております。また、災害時の高齢者のひとり暮らしの方々の対応につきましては、今後関連部署と調整をしながら、地域防災計画へ反映等を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 総務部長、ありがとうございました。 今、停電に関しても未然に、自助・共助・公助の部分もしっかりとやっていかないといけないと思っております。 停電に関しては、今も復旧がなかなか進まなかったとか、電気のありがたみを実感されたということがたくさんありましたけれども、このような形で市民みずから、本員たちも自助の部分もしっかりと意識をしていかないといけないということを改めて思っておりました。 今回、防災に関していえば、今、総務部長がおっしゃっていただいたみたいに、防災無線とか、メール、SNSの発信という部分では、ある程度、沖縄市は進んできたのではないかと実感をしておりますが、このような広報、特にSNS、どうにか停電の中でも携帯の充電が残っていて、どうにかそれを活用できたということもありましたので、この辺の広報の仕方を確認させていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 災害広報の仕方ということでよろしいでしょうか。 以前、藤山議員のほうから災害時等におけるLINE等の活用についてということで御提案がございました。それを受けまして、これまで情報推進課でしか発信できなかったLINE、Facebook等につきまして、災害時にすぐ発信できるように、防災課隣の秘書広報課のほうでも発信できるようにいたしました。災害時におきましては、常時情報を発信できるように職員を配置しているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 総務部長、ありがとうございます。 このように災害時の情報というのは、しっかり計画のほうにもありましたが、本当に正確で正しい情報が必要でありますので、今後も引き続き、未然に防ぐという対策の観点では、鋭意努力されて発信をしていただきたいと思います。 ともあれ、今回の台風を通して、本当に沖縄市、また市民並びに本員たち側も、もっともっと自分たちが日ごろから災害時の意識をしないと緊急時、異常事態に対応するためには、本当に抜本的な防災・減災。いつ起こるかではなく、いつ起こってもいいような体制を、意識からしっかりと改革していきたいと思っておりました。ありがとうございます。 それでは続いての質問事項に移りたいと思います。質問事項2.道路行政についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)市の道路や歩道等の点検についてお伺いいたします。 ①市の取り組みについてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
    小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 おはようございます。藤山議員一般質問にお答えいたします。 現在、沖縄市は約1,700路線、約380キロメートルの市道を管理しており、職員による道路パトロールや、地域の皆様や自治会、道路ボランティアなどから寄せられた情報をもとに現場確認を行っております。また、昨年度には日本郵便株式会社沖縄郵便局及び沖縄美里郵便局との地域における協力に関する協定を締結し、市内の道路の異常を発見した場合に情報を提供していただくこととしております。現場確認後の対応としましては、ふぐあい箇所の状況にもよりますが、部分的な破損の場合は、職員により速やかに補修しているところであり、破損の規模が大きい場合には応急的な措置を施し、修繕等の予算を確保し、専門の業者へ工事を依頼しております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 建設部長、御答弁ありがとうございました。 今回の質問、道路、歩道等の点検を伺ったのは、先ほど台風のこともあったのですが、今回の台風が大規模だったということもありまして、特に市道の点検とか、いろいろな通報も多かったと思いますので、こういう台風通過後の対応などもお伺いしたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 先月末の台風24号の影響で街路樹や民地からの倒木、カーブミラーや標識等の倒壊など、道路に関する問い合わせ等が200件余りございました。10月5日には台風25号も接近することが予想されていたため、倒木等による通行への支障箇所から優先して除去に取り組み、順次、倒壊したカーブミラーや道路への飛散物等の回収、側溝やグレーチングにたまった落ち葉等の回収などを行ったところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 ①の道路、また歩道の点検は、一般的なとき、通常の業務のときでありますが、やはり沖縄市はこれだけの1,700路線余り、そして380キロメートルの大きな市道を管理する中で、パトロールの皆さんであったり、地域の皆様もなかなか一つ一つ見つけるというか、そんなに細かいところまでまだまだ行き届かないときもあるのかという本員の思いもありまして、この台風通過後だけでも200件以上の問い合わせ等があるときに、今後の道路、歩道の点検であったり、また街の景観とかも考えたときに、一つ道路の修繕にかかるような箇所があるとしても、これから結構事故につながるとか、いろいろな被害に遭う方もいますので、早目の取り組みをもっともっと要望していきたいと思っております。 ②今後の取り組みについてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 今後につきましても引き続きパトロールによる道路巡回や、現場に行く際にも意識して異常箇所の発見に努めるとともに、自治会や地域道路ボランティアへの協力を仰ぎながら取り組んでいきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 建設部長がおっしゃったように、引き続き既存の道路のパトロールであったり、道路の巡回という形があると思いますが、さまざまな各自治体のこういう状況の取り組みを調べさせていただいたのですが、その中で全国のいろいろな自治体が行っていたのが、道路の状況を確認しながら通報する、SNSを使ったアプリというのがあるそうです。各市では、この通報のアプリをダウンロードしていただいて、一般の市民の皆様の任意で行われているものがあるということで、この道路の管理も賄っている。税金として使っている中でありますけれども、問題解決の円滑化がしっかりと節税にもつながるという視点があるそうでありました。このようなものを使ってしっかりパトロールもされていますし、地域のボランティア、先ほどの郵便局との連携などもありますが、こういうものも活用して、沖縄市の皆さんがもっともっときれいな道路とか、安心な地域の道路、歩道がつくれるような体制が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 携帯アプリの活用ということでございます。御提案ありがとうございます。現状におきましても、日々多くの情報をいただいているところでありますが、市民等とのよりよい連携のあり方について、議員の御提案も含めて調査研究してまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ぜひ積極的な調査をしていただきたいと思っております。 このようなアプリを活用した市の状況を見ると、市民からの反響も多い環境があるということで、特にこのアプリで通報して、長年地域の道路に穴があったのが3日で直ったとか、市民からの反響、それを感じたときには、やはり導入されている自治体は手応えを感じているというお声があるそうでありますので、しっかりとした調査を早めにしていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 それでは次に移りたいと思います。質問事項3.地域環境についてお伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)野良猫を取り巻く環境についてお伺いしたいと思います。 これまでも各議員の皆様が質問をしておりますが、本員も今回さまざまな地域で、今まで以上に野良猫に対する相談がたくさんありました。本員も今の猫ブームに関して、若干猫より犬派なのですけれども、猫を身近にすると、野良猫に対するさまざまな思いがあるなとお伺いさせていただきましたので、①野良猫に対する相談の現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 おはようございます。藤山勇一議員一般質問にお答えいたします。 通告書1ページの質問事項3.質問の要旨(1)①野良猫に対する相談件数の現状についてでございます。野良猫について市民から御相談いただいた件数は、平成29年度は57件、平成28年度は51件、平成27年度は35件となっております。また、御相談や苦情の内容につきましては、自宅敷地内へのふん尿被害や、自宅周辺での野良猫への餌やりなどが主な内容となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 市民部長、ありがとうございました。 今、これまでの相談実績をお伺いして、平成27年度35件から平成28、29年度と、件数としては徐々にふえているのが現状なのかなと実感いたしておりまして、この野良猫の被害、ありましたように敷地へのふん尿被害とかありますし、また餌やりで猫がたくさん集まって大変だと。本員がお伺いさせていいただいた方は、猫のアレルギーがある方とか、これは個人差があると思いますけれども、さまざまな悩みの方がいるということをお伺いしました。 そのような状況を踏まえて②に移りたいと思いますが、本市の取り組みはどういう状況でしょうか、お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 猫を飼っている方や猫で困っている市民の皆様に向けた対応としましては、猫は原則として室内で飼育することや、不妊、去勢手術を行い、望まない繁殖を防ぐこと。飼えなくなったからといって捨てたりしないこと。近隣トラブルを防ぐためにも、野良猫への無責任な餌やりを控えていただくことなどを記載したチラシを広報おきなわに織り込むなどとし、飼い主のモラル向上に向けた取り組みを行っております。また、住宅敷地内で猫のふん尿被害に困っている方々へは、環境課より、自宅にある身近なものを利用した、敷地内へ猫が寄りつかなくなるような対策を御紹介するなどして対応をしております。また、餌やりにより周辺に迷惑がかかっている場合、餌やりを行っている方へは飼い猫として室内で飼育することや、餌の食べ残し処理、ふんの後始末など、適切な管理を行うよう促しておりますが、それらが難しいようであれば餌やりを控えることを促しております。餌やりにつきましては、法的に規制することができないため、御理解と御協力を得られるようお願いをしているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 市行政としてのかかわりとしては、今の状況が限度、限界があるのかなということを本員も実感させていただきました。これまでの議会での議論を確認させていただきましたが、さまざまな、自治会等で行っている取り組みとか、お伺いさせていただきました。法的な規制ができないとか、また不妊、去勢の手術も、近隣とのさまざまなトラブルがあるということもお伺いさせていただきましたが、具体的には野良猫の被害といいますか、そのような現状がまだまだ件数としてもある中でありますけれども、今後を踏まえまして、③支援策についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 野良猫に関する問題につきましては、引き続き飼い主や餌を与えている方々へのモラル向上に向けた啓発活動を行ってまいりたいと考えております。また、根本的な解決のためにはどういう取り組みが必要なのかを調査研究するとともに、沖縄県動物愛護管理センターなどとも連携し、対策を検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 先ほど市の取り組みもお伺いさせていただきましたし、また支援策についても市民のモラルの向上であったり、啓発活動を徹底するしか今のところはないのかなという思いもあるのですが、しっかり各自治会で取り組んでいるこれまでのいろいろなこともサポートとして、あると思いますが、行政というかかわりでは地域、自治会の方たちの支援も今後は必要なのかなと実感しておりますので、地域の現状に合わせた取り組みをして、そういう自治会にはしっかりと支援をしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 それでは質問事項を移りたいと思います。質問事項4.福祉政策についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)高齢者の福祉政策についてでございます。 ①単身世帯への支援の現状についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 おはようございます。藤山議員のただいまの御質問にお答えいたします。 65歳以上で、かつ要介護認定を受けていない方のいる世帯につきましては、市内7圏域に設置しました地域型地域包括支援センターの介護予防等把握業務担当者による訪問が行われております。今はお元気であっても、将来介護が必要な状態にならないよう、介護予防が必要な高齢者を把握し、適切な支援へつなげるため、基本チェックリストによる介護予防等把握調査を実施し、その結果に応じた介護予防事業や在宅福祉サービスの案内を行っております。特に家族が身近にいない高齢者や健康に問題がある高齢者などについては、地域型地域包括支援センターに配置している保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員、この3職種のチームアプローチによる支援を行っております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 健康福祉部長、ありがとうございました。 今、高齢者の福祉についてさまざまな施策がある中で、御高齢の皆様、特に単身世帯の高齢者の皆様が、健康福祉部長の答弁にもありましたが、このような地域の地域包括支援センターで、しっかりと地域での介護の予防、また訪問などをする中で、やはり少しずつ安心できるというところもありますけれども、その訪問のときには元気な高齢者の方がたくさんいるのが我が沖縄市でありますけれども、この皆様が本当に切実に心配していたのは、元気ではあったのですが、御高齢ということで数箇月後、半年後、いざ何かあったときには私たちはどうしたらいいのかということで、本当に切実な声の方がたくさんいましたのでお伺いさせていただきました。 その中で、②このような取り組みの中で課題があるのか、課題等についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 先ほども答弁いたしましたが、支援を要する高齢者等は、地域型地域包括支援センター職員による継続した支援を行っております。世帯のニーズに応じて複数回の訪問を行えている場合もありますが、単身高齢者の全ての世帯において複数回訪問が行えていないことが現状であり、課題だと考えております。また、高齢者やその御家族がお住まいの地域を担当している地域型地域包括支援センターをしっかりと把握できていないという課題もございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 健康福祉部長から今、御答弁いただきましたように、ニーズとか、またケースによってすぐに訪問されるとかありますけれども、単身の方にはそういう支援がまだまだ行き届いていないところもあるのかなと若干感じておりました。また、この高齢者の皆様、当事者、そして御家族の方が地域包括支援センターというものを、どういうものがあるのかということをまだまだわかっていない世帯の方も多いのが現状ではないかというのは本員も感じておりますけれども、それを踏まえまして、③今後の取り組みについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 高齢者は老化による生理機能の低下により、急な体調不良も考えられるため、単身世帯に限らず、地域での見守り体制を整えていく必要があります。地域住民や民間事業所など、さまざまな人が日々の生活や業務の中で「いつもと違う、何かおかしい」と感じた場合に、地域型地域包括支援センター等の専門機関に相談するなど、緩やかな見守り活動を地域住民などへ周知してまいります。また、高齢者が閉じこもることなく、元気なときから地域の高齢者サロン等の通いの場へ足を運び、軽い体操や参加者との交流が見守りにもつながります。市としましては、身近な地域での住民主体の高齢者サロンの育成を進めるとともに、高齢者の社会参加の重要性を引き続き周知してまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 御答弁ありがとうございました。 さまざまな今後の取り組み、課題を部長達、現場の皆様もしっかりと捉えている中で、なかなか現状、厳しいところの歯がゆさなどがあるのかなということもお伺いをさせていただきましたけれども、地域包括支援センター、すばらしい制度がありますので、見直しをしながら地域の高齢者の皆様が安心していけるような地域づくりを目指していただいていると思っております。 こういう広報周知のときですが、御高齢の方たちは、例えば広報だったり、またチラシを見て、地域包括支援センターの内情をなかなか、市役所からの通知とかは言葉が難しいとかですね、すばらしい制度かも知れないのですが、具体的には何をやっているのかわからないという声もよく聞かれましたので、ぜひもっとわかりやすい表現をしながら、広報、またお知らせもしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 沖縄市だけではなくて高齢化が進む中で、そのペースがどんどん高齢化社会に突入しておりますけれども、そのような中で私たちの地域の中でも、この地域で暮らすお一人お一人が社会でもっともっと活躍しながら、地域に寄り添いながら、また互いに支え合うことで、高齢者の人と地域が元気に生かせるような地域づくりがまだまだ不可欠ではないかと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨(2)に移りたいと思います。障がい福祉についてお伺いいたします。 ①障がい者の家庭における支援についてお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 障がい福祉課においては、日常的な困り事や親亡き後の障がいのある子を抱える家庭について、「不安がある、親亡き後をどう支援していくのか」について、相談員を配置して、相談を受けております。障がいのある方に対し、今後の家族支援が難しくなってくることが想定される場合には、福祉サービスの内容などを説明し、今後のサービス活用等も含めながら相談に乗っていくことになります。個々の障がい特性によっては、施設及びサービス利用になじむまでにお時間を要する場合が多いことや、利用希望者が多い場合、施設やサービスの利用開始までお時間を要することが多いため、早目のサービス申請をお勧めしているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 先ほど前段では高齢者福祉についてお伺いさせていただいたのですが、この地域でどのような形で、一つ一つの御家庭の皆さんが安心して暮らしていけるのかというところで、障がい者の御家庭の方のお話の中で、若干、やりとりのところでお伺いさせていただいたのですけれども、障がい者を抱える御家庭で保護者、お父さん、お母さん世代も御高齢になる中で、先ほどみたいに、高齢になるにつれて急な病気で倒れられるなど、またお亡くなりになった後に我が子、お子さんたちが障がいを抱える中で、どのような状況で支援ができるのかということを切実に訴える方たちもたくさんいましたので、その中で若干、さまざまな体制に課題があるのかなと本員は思いましたので、②課題についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 例えばですけれども、相談員に相談したけれども、親身に話を聞いてもらえなかったというような事例も残念ながら起こる可能性があり、これも課題として捉えております。先ほどの答弁でも述べさせていただきましたが、利用したいときにすぐに福祉サービスを利用できるかは、施設の空き状況もさることながら、障がい当事者の特性により福祉サービスになじむまで時間を要する場合もございます。早目の相談やサービス申請を行う必要がありますが、日程的にぎりぎりでの相談も多く、そういう現状も課題と言えます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 今、健康福祉部長がおっしゃっていたみたいに、このようなさまざまな相談体制とか、障がい者の支援、サービスもある中で、若干周知の不足があったり、サービスを受けるにしても申請をしないといけないというところで、まだ今は必要ないのかなとか、いろいろな御家庭があると思いますけれども、両親、また保護者の世代が御高齢になっていくと、喫緊で急な緊急対応になると思いますので、こういう施設の状況とか、また障がい者の当事者の特性とかもあるみたいなことをお伺いさせていただきましたが、本当に急なときには、障がいをお持ちの方の家庭への支援がもっともっと必要だと思いますので、③今後の取り組みについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 今後は課題解決に向けて、大きく2つのことに取り組みたいと考えております。1つ目は、相談員に親身に話を聞いてもらえなかった場合の対策として、相談員や相談事業所を自己選択ができること、また変更も可能なことの周知です。相談事業は大きく3つの種類があり、計画相談、委託相談、基幹相談など、ほかの相談業務も活用できる旨の周知を行っていきたいと考えております。2つ目は、親亡き後の将来的な相談も含め、相談が可能であるということを周知していきたいと考えております。その中で先ほどの3つの相談以外に、当事者会や家族会が行っている「当事者の気持ちになって話を聞く」ということが可能なピアサポートの案内も行い、障がい者家族の気持ちに寄り添い、よりよい支援が可能になるよう、事業の周知を行ってまいります。また、家族の病気などの緊急的な状況で事前相談ができないこともあるとお聞きしております。その際には、障がい福祉課にてどのような支援が受けられるのかの相談も行っておりますので、その点もあわせて周知してまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。障がい者の御家庭にもしっかりと寄り添って、よい支援が行えるようにということで部長に答弁いただきました。せっかくある制度のその支援をもっともっと細かく周知をしながら、こういう緊急対応にも鋭意、皆さんが親身になっていただけるような窓口があるんだよということで一つ一つ伝えていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 最後に、質問事項5.子育て支援についてお伺いしたいと思います。 質問の要旨(1)待機児童解消について、①保育所についてお伺いします。ア.現在の待機児童数についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 おはようございます。藤山議員一般質問にお答えいたします。 本市では3年間で約1,600人分の受け皿を整備し、平成30年4月現在の待機児童数は、前年度比176人減の264人となっております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 現在の待機児童数をお伺いさせていただきました。この6年間、1,600人余りの施設整備をしながら、着実に待機児童の減少に努めていただいて、しっかり解消しないといけないというところはまだまだ残っていると実感します。 イ.本市の保育ニーズについてお伺いしたいと思います。これまでの議会でも待機児童の解消に向けては、本当にさまざまな施設の形態であったり、今の地域の課題もありながら、本市独自のニーズもあるとお伺いしましたので、本市の保育のニーズはどのような状況があるのかお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市では国が示した手引書をもとに、平成25年度に実施したニーズ調査に基づいて、待機児童解消に向けた計画を立てております。今年度中に改めてニーズ調査を実施し、その中で次年度に予定されている幼児教育無償化等の動きも踏まえながら、適正な教育保育ニーズの把握に努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 本市、県内の待機児童の現状であったり、沖縄県だけではなく全国で見ても待機児童の問題、解消に向けての中で、いよいよ2019年からは幼児教育費の負担軽減を目指して、無償化する形の流れになっております。特に保育の無償化、無料化という新たなニーズが出てくるのではないかと。また、地域の施設整備においても、沖縄市に合ったニーズが必要だと思っておりますので、このニーズの調査、しっかりと的確な研究もしながら行っていただきたいと思います。 続いて、ウ.教育費の無償化も含めて、今後の取り組みについてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 待機児童の解消に向けましては、これまでに認可保育所、小規模保育事業、分園などを整備し、約4,900人分の受け皿を整えてきたところですが、さらに今年度は約500人分の整備に取り組んでまいります。また、次年度に予定されている幼児教育無償化に対応するために、国や県からの情報を収集し、ニーズ調査を進めながら、保護者や関係機関への周知にも努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 今、しっかりとしたニーズ調査を行って、教育費の無償化を実現する中で、さまざま想定外の人数が出てくるのかなという、若干不安もあります。しっかりと市長を先頭に、この教育費の無償化に向けては鋭意、担当の皆様が研究をされているというのもお伺いしました。しかし、この無償化に伴って、さまざまな課題もあるのかと、本員は実感させていただきました。特に、制度ができる中で国の状況、また県の状況もまだまだ情報不足なところがあって、本当に2019年にスタートできるのかなと思う中で、また国等の状況があると思いますので、このような喫緊の課題に向けて、どのような思いを持って市長が取り組んでいくのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 ただいまの御質問に答弁申し上げますが、幼児教育無償化については、2019年、御承知のとおり10月に実施が予定されております。そのスケジュールや制度設計について、我々自治体が準備に取り組めるような具体的な内容はまだ示されていないままとなっております。そのことから、7月には全国市長会におきまして自治体と具体的協議を進めるよう、国へ緊急提案をしております。今後は国の動向を注視しながら、さまざまな機会を通して、沖縄県特有のこの現状を訴えながら、実情に応じた対応が可能となるよう、国や県へ働きかけを行っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 桑江市長、大変ありがとうございました。 この喫緊の課題、本当に国の動向を見ながら、市長を先頭に、しっかりと国へ問題提起ができるのも桑江市長しかいないと思いますので、ぜひ全国的な中でも沖縄市から発信していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 続いて、②放課後児童クラブについてお伺いいたします。 ア.現在の待機児童数についてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 放課後児童クラブに入会を希望し入会できなかった待機児童数は、平成30年5月1日時点で107人でございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 続いて、イ.本市の放課後児童クラブのニーズについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 放課後児童クラブの待機児童につきましては、地域によって偏りがあることから、地域の実情に応じた取り組みが課題となっております。そこで、地域の実情やニーズに応じた整備を図るために、今年度中に小学校単位でのニーズ量を把握する調査を実施し、適正な整備量の把握に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございます。 放課後児童クラブの待機児童についても、近年いろいろな報道等もありますが、保育所の待機児童、また放課後児童クラブの待機児童、全然性質も違いますので、こどものまち推進部長から今、答弁いただいたように、地域に偏りがある。沖縄市内だけでも偏りがあるので、実情に応じて、そのニーズを徹底して調査するのは本当にすばらしいことだと思いますので、しっかりこれを生かして、沖縄市の現状を把握していただきたいと思います。 それを受けまして、ウ.今後の取り組みについてお伺いします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 今年度の放課後児童クラブ数は、前年度から8カ所増設しまして43カ所。入会児童数は、約220人分の受け皿を整備して、約1,560人となっております。今後の取り組みとしましては、待機児童の解消に向けて必要となる受け皿の整備を進めており、平成31年度に美東小学校、32年度に高原小学校、33年度には越来小学校への公設放課後児童クラブの設置に向けて準備を進めているところです。さらに、ニーズ調査の実施により、地域の実情を踏まえながら、新規開設する民営の放課後児童クラブに対する支援策にも取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 今、こどものまち推進部長がおっしゃっていましたように、ニーズを的確に把握した中で、放課後児童クラブを実際に利用する側と施設の方たちとのいろいろな情報の共有も必要だと思っております。ただ、放課後児童クラブを利用したくても、利用料の部分では今後、支援もたくさんあると思いますが、本当に必要な方がしっかりと活用できるような体制を整えることも大事でありますので、また使う側、利用する側の保護者の思いもしっかりと受けとめていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨(2)給付型奨学金についてお伺いしたいと思います。 ①進学時の奨学金などの相談体制についてお伺いいたします。本市でも育英会の制度があったり、今は県でも給付型の支援とかもあるのですが、どこに相談をしていいのかわからないという方もたくさんいましたので、お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 おはようございます。それでは藤山議員の御質問にお答えいたします。 学業への意欲と能力のある若者が、経済的な理由により進学を断念することのないよう、行政としましても奨学金を支給し、進学を後押しすることは大切なことだと考えております。お尋ねの本市の進学時の奨学金の相談窓口でございますけれども、公益財団法人沖縄市育英会が担っておりますが、育英会へ運営補助金を交付しております教育総務課も連携し、対応しているところでございます。市育英会の奨学金制度は、無利子型奨学金の貸与であることから、給付型奨学金に関する問い合わせがあった場合には、その相談内容に応じて給付型奨学金を実施する他機関等へ紹介しているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 教育部長、ありがとうございました。 いろいろな奨学金制度、学校現場のほうでも進路相談があるということをお伺いしたのですが、なかなかその聞き取りの時期を過ぎるとわからない等あるので、結局市のほうへ問い合わせをするということもたくさんあるとお伺いしました。また、各部局がやっているようなほかの貸付制度もあるということなので、ぜひ育英会、また教育総務課のほうで集約して、しっかりとつなげるように徹底していただきたいと思っております。 それでは②に移りたいと思います。市独自の取り組みについて、どのようになっていくのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎森川政寿教育部長 お答えいたします。 市独自の取り組みということでございますが、現在、給付型奨学金制度を導入している県内市町村を参考に、本市ではどのような給付型奨学金の導入ができるか、調査研究を行っているところでございます。例えば進学を支援するために、一人当たりどのくらいの給付額が妥当なのか。対象人数をどうするのか。その原資をどうするのか。また、事業運営のあり方など、制度設計が重要だと考えております。その中でも特に、給付金となる財源の安定的、継続的確保が一番の課題であると考えております。そういうことで、導入した市町村の状況を調査研究し、制度導入の可能性について検討しているところでございます。 ○小浜守勝議長 藤山勇一議員。 ◆藤山勇一議員 ありがとうございました。 さまざまな課題があると思いますが、やはり財源なのかなというところもあります。しっかりとほかの取り組みをされている自治体との情報共有。あとは、行政部局におきましては、その財源のあり方として、本市のこれからのすばらしい人材のためにも、しっかりと取り組みをしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上で質問を全部させていただきましたが、これからも市当局の皆様ともども、さまざまな議論を通しまして、本員が今回質問を上げさせていただきましたのは、市民の切実な声を今回は上げさせていただきました。本当にきめ細やかな思いで、桑江市長を先頭に、沖縄市民の豊かな暮らし、隅々まで希望が行き渡るような沖縄市づくりをこれからも頑張ってまいる決意でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上で藤山勇一、一般質問を終了します。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で藤山勇一議員一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時56分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時07分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 おはようございます。去る9月9日の市議会議員選挙で多くの市民の皆様から御支援をいただき、2期目の当選をいたしました、議席番号27番、会派群星の伊佐 強です。1期目の安心・安全なまちづくりを目指すために、2期目は子供を慈しみ、若者に夢、高齢者に安らぎの約束を果たせるよう、2期目の4年間を取り組んでまいります。桑江市長を初め、行政の皆様、また議員の皆様、よろしくお願いいたします。 それでは通告書に従いまして、2期目初めての一般質問に移りたいと思います。よろしくお願いいたします。 通告書2ページ、質問事項1.エイサー会館について。多くの市民の方に、「ミュージックタウン、チャーナトーンバー、どんななっているか。エイサー会館に人は入っているか」ということをよく聞かれるので、今回こちらに取り上げさせていただきました。 質問の要旨(1)エイサー会館への来館者実績について以下を伺います。 ①1F・2Fの来館者数と、目標来館者数との達成率をそれぞれで伺います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 おはようございます。それでは伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 エイサー会館の平成30年4月から8月末までの5カ月間の来館者数については、1階のみの来館者数が8,965人で、年間目標に対して約35%となっております。また、2階の来館者数は3,075人で、年間目標に対して約17%になっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②体験メニュー利用者数を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 エイサー会館の平成30年4月から8月末までの体験メニュー利用者数については、321人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ③今、答弁いただいた①②の来館者数の中に、何名の観光客が来館したかを伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長
    ◎上里幸俊経済文化部長 エイサー会館来館者数のうち、県外からの観光客の人数は、来館者へのアンケートから全体の約8%で、人数でいうと約1,100人と推計されます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 2階が17%、1階が35%、観光客が8%。本員からすると、2階部分も、観光客は少ないと思いますので、(1)を全体的に再質問いたします。 本員は7月から9月が会館の繁忙期と思いますが、これからの下半期来館者の目標数に達成する企画が何かあるのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 下半期の企画といたしまして、沖縄全島エイサーまつりフォトコンテストの応募作品展や県内エイサーイベントポスター展の開催、また一般市民向けのエイサー講座やエイサーシンポジウムの開催を予定しており、今後も集客の増加に向けた取り組みに努めてまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)歳出について以下を伺います。 ①エイサー会館供用開始までの総支出額、財産購入費・備品購入費・工事費等があったと思いますが、その総支出額をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 エイサー会館供用開始までの支出総額につきましては、約6億3,000万円となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②エイサー会館収入の4月から8月までの収入実績を、会館使用料、会館体験プログラム、会館物品売上金と、各収入の予算に対する達成率を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 エイサー会館の4月から8月までの収入実績につきましては、会館使用料収入が64万8,900円で、歳入予算に対する達成率が17.3%でございます。体験プログラム料収入は18万8,420円で、予算に対する達成率が2.3%です。物品売上金収入は40万1,099円で、予算に対する達成率が5.7%でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をしたいと思います。 会館物品売上金が5.7%ということをお伺いしたのですが、会館物品売り上げとはどのようなものを販売しているのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 会館での物品販売につきましては、主にエイサーに関連した商品の委託販売となっており、太鼓や三線などの楽器類、エイサー衣装風のTシャツなどの衣類、エイサーキャラクターデザインのストラップやピンバッジ、菓子類がございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再々質問をしたいのですが、エイサー関連ということを今おっしゃっていましたが、先ほど沖縄全島エイサーまつりの話も出ましたので、沖縄全島エイサーまつりのDVDやポスター、Tシャツは販売していないのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 全島エイサーまつりのDVDにつきましては、現在、販売業者と委託販売について調整しており、近日、エイサー会館でも販売する予定でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 今の答弁からすると、全島エイサーまつりのDVDを委託販売すると。全島エイサーまつりのTシャツやポスターとかは販売しないということですか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 失礼しました。Tシャツやポスターについても、販売に向けて検討しているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 なぜこのような質問をするかというと、以前、インターネットでまつりのTシャツとかを販売しますというのを出したら、食いつきというか、反応がよかったということをお伺いした方がいまして、それは本人が手伝いに行ったときにいただいたTシャツとかを販売したと思うのですが、スタッフTシャツと販売用のTシャツを分けて販売することによって、例えばインターネットとかで販売すればもっと収入が上がるのかなと思いまして、この辺も考慮して、販売売り上げを伸ばすためにも、ぜひ沖縄全島エイサーまつり実行委員会の方とも話し合われて、とにかく進めていってください。よろしくお願いいたします。 ③会館運営費に1,800万円ほどの市からの持ち出しと伺っておりますが、伺った額の持ち出しでおさまるかを伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 エイサー会館の運営費につきましては、平成30年度、今年度の当初予算編成時では、市の持ち出し分を約2,000万円と見込んで予算編成しております。歳入金額が目標を下回っている状況から、現時点ではおさまらないと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 先ほどの(1)の観光客、来館者の再質問で増加に取り組むということだったので、下回るのではなく、ぜひ収入も2,000万円以上を目指して頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、(3)会館への問い合わせについて以下を伺います。 ①県外の観光団体客からの問い合わせ件数を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 県外の観光団体客からの問い合わせ件数につきましては、現時点で15件でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ②県内の団体客の問い合わせ件数を伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 県内の団体客からの問い合わせ件数は、38件でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ③、①②の問い合わせ、何団体が来館したかを伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 問い合わせ団体の来館件数でございますが、先ほど答弁いたしました県外の問い合わせ15件と県内の問い合わせ38件を合わせた53件中、来館団体数が12件ございました。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 (3)の再質問ですが、以前、部長が答弁の中で、コザ・ミュージックタウンの中にエイサー会館を入れるという中で、大型バスの乗降ができる場所だということで、ミュージックタウンの中の開設が効果的だと判断されましたが、本員は大型バスを駐車できる場所もないのが団体の来館につながらないという思いもありまして、この駐車場に関する当局の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 大型バスを利用しての団体客につきましては、現在、ミュージックタウン前で乗降しており、駐車につきましては沖縄市民会館など、近隣の公共施設を活用させていただいております。大型バス駐車場による来館者数への影響については、今後、旅行会社等へのヒアリングも行いながら、調査していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 最後、(4)(仮称)青年エイサー会館管理運営計画について伺います。 ①本計画策定の目標の中に、「エイサー振興の拠点づくり」「市の観光振興や市街地活性化の必要性」「観光拠点として誘客を図る必要」に対する課題と評価をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 評価につきましては、エイサー会館職員により次世代育成を目的に、市内の小学校などを対象としたエイサーの魅力やエイサーの楽しさを伝える取り組みを24カ所、1,263人に対して実施しております。また、全国的にも初の試みでございますが、県外に広がるエイサー団体とのネットワーク構築を目的に、北は山形県米沢から南は宮崎県の伝統的エイサーを行っている団体のほか、創作エイサー団体を含め、エイサー団体10団体の代表者を招聘し、情報交換や情報収集を図るなど、エイサー振興の拠点として活動を行っているところでございます。 課題でございますが、これまで以上にエイサー文化の保存継承に努めることはもとより、まだオープン間もない施設であることから、認知度の向上を図る必要があると考えております。エイサー文化の魅力をもっと市内外、あるいは県外の方に伝えていく工夫が必要だと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 経済文化部長、コザ・ミュージックタウンは、周辺地域をにぎわすために税金が80億円投入されてつくられている。エイサー会館を開設するに当たって、先ほど答弁があった6億3,000万円。平成30年度は観光振興費で7,100万円余りを投入するわけですよね。そういう税金が多く投入された場所であるからこそ、どうすればいいのかというのを、行政だけではなく多くの市民も巻き込んで、どうやればもっとにぎわいが出せるか。先ほど答弁にあった来館者数や収入とかを考えると、とても低いと。本員は先ほども伝えたのですが、7月から9月が一番人が入る。全島エイサーまつりもありますし、島回りもあります。その中でこれぐらいの数字。今から下半期、どうやってやるか。年間を通じて、これから平成31年度をどうするかをもっと徹底的に考えて、これだけの税金が投入されたのですから。以前聞いたのは、直営ではあるが、これから年間5,000万円もまた入れるという話もお伺いしていましたので、これだけ入れるのであれば、本当にもっと考えていってもらいたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2.こども医療費助成事業についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)こども医療費助成事業について以下を伺います。 ①こども医療費助成事業の目的を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 こども医療費助成事業は、子供の医療費の一部を助成することにより、子供の疾病の早期発見と早期治療を促進し、保護者の経済的負担の軽減及び子供の健全な育成を図ることを目的としております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②こども医療費助成事業における、入院・通院の実施状況を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 こども医療費助成事業において、通院は、平成30年10月診療分より小学校6年生まで対象年齢を拡充し、また入院については中学校卒業までを対象としております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③償還払いと現物給付の実施状況を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 保護者が医療機関窓口で保険診療分を支払い、後日助成する償還払いについては、通院は小学校6年生まで、入院は中学校卒業までを対象としております。医療機関窓口での支払いを必要としない現物給付については、入院、通院ともに未就学児を対象としております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、3ページ、質問の要旨(2)こども医療費助成事業の拡充を以下で伺います。 ①他市の実施状況を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 他市のこども医療費助成の対象年齢としましては、通院について中学校卒業までとしているのが名護市とうるま市、小学校6年生までは本市と宜野湾市、その他の7市は就学前までとなっております。また、入院は、11市ともに中学校卒業までを対象としております。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時27分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時28分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②通院対象年齢を中学校卒業までに拡充すると、どれだけの財源が必要かを伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 こども医療費助成の通院対象年齢を中学校卒業まで拡充した場合、対象者が約5,000人ふえることから、さらに約6,000万円の予算が必要になると見込んでおります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 本員がなぜ、こども医療費助成事業について質問しているかというと、本員の知り合いで、お子さんが保護者に気を使って、靴の底、ボンドが劣化してカパカパになりますよね。それでも親に言えずにガムテープで巻いていると。また、娘さんは娘さんで、親御さんがお金ないから、「小さい文字でノートには書き込むんだよ」と。そのとおりやる。でもノートが足りない。親御さんから、「以前使っていたノートで余っているページがあったら、それを切ってセロハンテープでくっつけて使いなさい」と。そういう現状もあったとお伺いしております。今回6年生まで拡充されたのですが、ぜひ市長が目指す中学校卒業まで通院も拡充していただければ、先ほど答弁にもあった経済的負担がさらに軽くなるのかなと思いますので、ぜひ市長、6,000万円かかるのですが、保護者の負担を軽減するためにも、これから中学校卒業まで通院ができるようにぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 続きまして、質問事項3.育児放棄について。 質問の要旨(1)育児放棄(虐待等)について以下をお伺いいたします。 ①育児放棄(虐待等)の連絡件数を、可能性も含め月に何件あるかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 年度ごとの家庭児童相談件数でお答えいたします。平成27年度、相談実件数478件、相談延べ件数697件。平成28年度、相談実件数537件、相談延べ件数857件。平成29年度、相談実件数571件、相談延べ件数1,350件となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ②、ただいま答弁のあった①の家庭へは担当部署は何名で訪問し、どのような対応かお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 育児放棄、すなわちネグレクトなどの児童虐待が疑われる場合には、基本的に相談員1人で訪問をしておりますが、虐待の可能性が高い、あるいは継続的に虐待が認められるなど、養育者への注意・指導が必要になる場合には、その世帯の状況に応じて複数の相談員で訪問をしております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 先ほどの①は、可能性も含め月何件という質問だったのですが、③実際に育児放棄と虐待等は、月に何件確認できたかをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 児童虐待にはネグレクト、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待の4種別がございます。児童虐待相談件数につきましては、平成27年度105件、28年度162件、29年度161件となっております。児童虐待の種別ごとの相談件数でございます。ネグレクトが、平成27年度41件、28年度45件、29年度47件。身体的虐待が、平成27年度31件、28年度42件、29年度38件。心理的虐待が、平成27年度32件、28年度72件、29年度72件。性的虐待が、平成27年度1件、28年度3件、29年度4件となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 年々虐待等はふえていっています。その中で、④本市の担当部署の職員体制を伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 こども相談係家庭児童相談室は、社会福祉士等の資格を有する職員3人、嘱託相談員6人を配置しており、計9人体制でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ⑤育児放棄(虐待等)が、確認されたときの担当部署の対応をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 近隣住民や保育所、学校等より児童虐待が疑われるなどの情報が市に寄せられた場合、48時間以内に児童の安全確認を目視で行っております。当該児童やその世帯に関する必要な情報を収集して、緊急受理会議を開催し、児童の生命や身体に危険を及ぼすリスクを踏まえ、養育者への面談や訪問などのアプローチ方法及び支援方針を決定して、迅速に対応しております。また、必要に応じて、各種社会福祉制度や子育て支援サービスにつなげているところです。さらに、状況に応じて、市から県の児童相談所や警察署へ虐待通告を行うなど、関係機関と情報を共有し、緊密な連携を図っているところです。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 最後、質問の要旨(2)育児放棄や虐待は、早期発見・早期支援が必要なので伺います。 ①厚生労働省が、平成31年度福祉対策関係予算概算要求の概算を出しているが、担当部署としては、この予算を活用し、さらに職員数をふやすことはできないか伺います。先ほど9人とおっしゃっていましたが、年々ふえていく虐待の中で、この9人では早期発見等に至らないのかなという思いもありまして、そういう厚生労働省が出しているものも活用できないか伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 御質問の国庫補助予算、児童虐待・DV対策等総合支援事業費国庫補助金は、補助率が2分の1となっており、この補助金を活用して相談員の人件費の財源を確保しているところです。今後もこの予算をさらに活用し、相談員の増員、実施体制等のあり方を検証しながら、相談業務体制の充実に努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。年々ふえている中、職員数もふやし、早期発見、早期対応をして、子供たちが安心できるように、ぜひこれからもよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項4.こども発達支援についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)(仮称)沖縄市こどもの発達支援に関する指針について以下をお伺いいたします。 ①指針作成に当たり、担当部署は教育委員会指導課、健康福祉部障がい福祉課を交えた協議の頻度と内容をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 (仮称)沖縄市こどもの発達支援に関する指針の策定に当たりましては、こども相談・健康課と教育委員会指導課が事務局となって、随時調整や協議を行いながら策定に取り組んでおります。また、健康福祉部障がい福祉課等の関係部署へは、関連事業の現状や課題、方向性等に関する調査やヒアリング等を行うとともに、庁内関係部署で構成する策定委員会を設置し協議及び策定作業を行っているところです。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②(仮称)沖縄市こどもの発達支援に関する指針の進捗状況を伺いたいと思います。
    小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 同指針策定の進捗状況といたしまして、平成30年9月20日に最終の策定委員会を行い、委員からの承認をいただいたところです。なお、一部文言の修正等があったため、現在、修正作業を行っているところであり、10月中には策定し、取りまとめる予定でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)乳幼児健診について以下を伺います。前定例会でも一般質問したのですが、再度また行いたいと思います。 ①平成29年度の乳児一般健診・1歳6カ月健診・3歳児健診それぞれの(乳幼児健診通知では未受診だが、はがきにて受診勧奨の通知等での受診も含む)、この受診数と発達が気になる子の数を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 平成29年度の健診受診数は、乳児一般健診2,982人、1歳6カ月健診1,528人、3歳児健診1,370人となっております。 発達が気になる子につきましては、1歳6カ月健診と3歳児健診で実施している問診時の発達確認などで把握している人数でお答えいたします。1歳6カ月健診568人、3歳児健診296人でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 再質問をいたします。 今の答弁で、なぜ乳児一般健診で発達が気になる子の把握はなされないのかを伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 1歳6カ月健診と3歳児健診で実施している問診時の発達スクリーニングにつきましては、発育が未熟な乳児では無理があることから、乳児一般健診では発達が気になる子を把握することは難しいと認識しています。そこで乳児一般健診では、主に発育や育児に関して困り事などがないか、保護者の問診等の回答内容により、発達状況を確認しているところです。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②平成29年度の乳児一般健診・1歳6カ月健診・3歳児健診を受診しなかった数を伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 平成29年度に健診を受診しなかった人数につきましては、乳児一般健診347人、1歳6カ月健診186人、3歳児健診では287人となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、③平成29年度の乳児一般健診・1歳6カ月健診を受診しなかった乳幼児への対応を伺います。先ほど質問して、答弁で受けた子が568人で、受けなかった子は186人。1歳6カ月健診に関しては、通知のはがきで受けなかった子が186人いると。この子たちが例えば3歳児健診も受けなかった場合、通常どおりに同じように、「今度、健診がありますよ」と来て、そういう普通のやり方でやるのか。それとも前回受けなかったから、もしかしたら、この受けなかった子の中に発達が気になる子がいるのではないかということも考えられますよね。先ほど1,528人の中に568人、約3割、3分の1近くは発達の気になる子がいるわけですから、この受けなかった子186人の中にももしかしたらいる可能性がある。発達が気になる子は早期発見だと思いますので、その子たちに対してどのようなことをしているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、乳児一般健診の未受診児には、はがきによる通知にて受診勧奨を行っており、1歳6カ月健診の未受診児には、母子保健推進員による訪問でチラシを配布したり、直接、保護者にお会いして受診を促すとともに、未受診の理由を確認させていただいております。今後は10月1日に開設した、子育て世代包括支援センター「結ぽ~と」が、保健師等による家庭訪問を通して、家庭の生活状況を把握し、相談支援の必要性に応じて適切な関係機関につなげてまいります。また、保育所や地域子育て支援センター等と連携し、健診の大切さや日程等について広く周知していくことに、なお一層力を入れていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。ぜひ子育て世代の家庭訪問とか、受けなかった子たちもちゃんと、どのような状態にあるかというのを見て、沖縄市の子どもたちが安心で安全に育てるように、ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、4ページ、質問事項5.高齢者肺炎球菌予防接種についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)肺炎球菌について以下を伺います。 ①肺炎球菌感染症について伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 肺炎は主に、細菌やウイルスなどが肺に入り込んで起こる肺の炎症です。肺炎の原因菌にはさまざまな種類がございますが、65歳以上の方がかかりやすいのが肺炎球菌による肺炎で、抵抗力・免疫力が弱まったときに感染しやすくなります。また、肺炎球菌による髄膜炎患者は、5歳未満と60歳以上で多く見られることから、生後2カ月から5歳未満児に対しては、A類疾病の定期予防接種を行うとともに、65歳を対象としてB類疾病の定期予防接種を実施しているところです。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②なぜ国は、高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンを定期接種としたか伺います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 肺炎は日本人の死因第3位の疾患で、もっとも多いのが肺炎球菌による肺炎と言われており、亡くなる方の約95%が65歳以上であることから、国は平成26年度より、当該年度に65歳となる方を対象にB類疾病の定期予防接種とした経緯がございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ③肺炎球菌ワクチンを接種しての副反応と、副反応が出たときの対応をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 肺炎球菌ワクチン予防接種の副反応として、注射した部位が赤くなる、腫れる、熱を持つ、痛む、しこりができるなどの局所反応や、筋肉痛、発熱、悪寒、頭痛、だるさなどの全身的な反応が見られることがあります。中でも重大な副反応としては、血小板減少や知覚異常などがあります。副反応が出た際の対応につきましては、こども相談・健康課予防係に御連絡をいただき、保健師が副反応について説明し、対処方法を伝えながら症状を確認しており、もし症状が重く悪化した場合には、速やかに医師の診察を受けるよう促しております。その後、本人と御連絡をとり、予防接種後の体調などについて確認をしております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、(2)高齢者肺炎球菌予防接種について伺います。 ①高齢者肺炎球菌予防接種に対する、沖縄市の取り組みを伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 高齢者肺炎球菌予防接種は、定期予防接種として65歳の方へ個別通知や広報等でお知らせ文を送付し、接種対象者であることや予防接種の効果、有効性について周知をしております。なお、平成30年度までは経過措置として、当該年度中に70歳から5歳単位で、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方も定期予防接種該当者として個別に通知をしているところです。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ①の再質問をいたします。 一部自己負担とは、幾らの負担かを伺いたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎屋比久功こどものまち推進部長 お答えいたします。 平成30年度の高齢者肺炎球菌予防接種の接種費用は8,462円です。このうち、自己負担は3,000円となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 こどものまち推進部長、ありがとうございました。 経済文化部長、今、この質問をいろいろさせていただいたのですが、例えば通院対象年齢を中学生まで上げる。これに市の負担は6,000万円だと。本員は、今、エイサー会館は物を売って利益を上げることができる。利益を上げれば上げる分、単費を例えば7,000万円とか、5,000万円とか、入れることはない。そのお金をこういうところに回せないかということでこの組み立てをしたのですが、口酸っぱく言うのですが、もうけてはいけないではなくて、利益を上げて、その分を市民生活に回せないかどうかも含めて、先ほどのエイサー会館の運営を確実に、うまく利益が上がるという言い方はおかしいと思いますが、進めていってください。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項6.市民課窓口についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)市民課窓口について以下をお伺いいたします。 ①仮ナンバーの申請はどこで行うかをお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 通告書4ページ、質問事項6.質問の要旨(1)①仮ナンバー申請はどこで行うかについてでございます。仮ナンバー申請の受け付けについては、現在、委託業者が対応を行っており、受付窓口は市民課の2番窓口、証明受付窓口の左側に設置し、仮ナンバー申請窓口と表示して対応いたしております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ②仮ナンバー申請対応職員数を伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 対応する職員数につきましては、証明発行業務を兼務し、時間帯に応じて5人から8人体制で対応をいたしております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ③仮ナンバー申請者は、どのような方々が、主に申請をしているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 仮ナンバーを申請されるお客様については、車検等を目的とした車両の移動が主な用途となっており、申請者数に係る職種ごとの比率については把握しておりませんが、一般の方を含めた申請者全体に対し、車両販売、整備等に携わる業者の方が主な申請者となっているものと思われます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ④仮ナンバー申請から、渡すまでの所要時間をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 仮ナンバー申請手続に要する所要時間については、申請から交付までに、閑散期におきましては5分以内、繁忙期におきましてもおおむね15分以内となっております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 この質問をするのは、車検等、扱う方々が市役所で30分待たされたという声を、最近、ちょくちょく聞くようになったものですから、本当は何分かかっているのかと。職員は何人かということをお聞きして、30分待っている方々が、もしかしたらトイレに行ったり何かするのかもしれないのですが、こちらで30分待たされるということは、陸運事務所に行く時間で、仮免を申請するときの手続等、もし間に合わなかった場合、またどんどん時間のロスになっていくわけですので、ぜひ30分かかるという声がないようにしていただくためにも、再質問いたします。2月後半から4月にかけては、自動車関連に携わっている方々は陸運事務所での手続等の繁忙期になると思いますが、その時期の当局の見解をお伺いいたします。職員数をどうするのか。どういう対応がほかにあるのかということも含め、教えてください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 再質問にお答えいたします。 現在、他の証明発行等も含めまして、申請件数が最も多くなる年度末から年度初めの繁忙期におきましては、混雑状況を見ながら委託業者も含め、適時対応する職員を増員してまいります。また、離席されたお客様など、一定時間以上待たれているお客様がいらっしゃる場合、窓口までお声をかけていただけるよう、新たに案内表示を設置し、申請者の皆様のスムーズな手続に寄与してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。ぜひ関連の方々の待ち時間がないように、今、答弁にあったように案内表示をするとか、待たせないようにぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項7.人権問題について。 質問の要旨(1)LGBTに対する取り組みを伺います。 ①LGBT当事者に対する偏見をなくす、沖縄市の取り組みを伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 通告書4ページ、質問事項7.質問の要旨(1)①LGBT当事者に対する偏見をなくす、沖縄市の取り組みについてでございます。LGBTの方々に対しては、人権尊重の観点からの配慮が必要であるため、本市ではLGBTの基礎知識などを学ぶ出前講座や「LGBTを含む性の多様性を理解する」と題した市職員向けの研修、小学校向けの人権講座を開催、またリーフレット配布など、LGBTに対する理解促進に努めているところでございます。また、LGBTに起因する差別や偏見に関する相談窓口を、毎月第1水曜日午前10時から午後4時まで開設しております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)那覇市はもう行っているのですが、パートナーシップに対する見解をお伺いいたします。 ①那覇市ではパートナーシップ制度を取り入れているが、パートナーシップ制度に対する沖縄市の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 本市では昨年度、改定版を策定しました「第2次沖縄市男女共同参画計画ひと・きらめきプラン」に基づいて、セクシュアル・マイノリティの方に対し、人権尊重の配慮が必要であるため、セクシュアル・マイノリティに起因する差別や偏見に関する啓発の推進に努めているところでございます。県内では、那覇市が平成28年7月にパートナーシップ登録制度を開始しております。本市といたしましても、セクシュアル・マイノリティを含む全ての方々が生きやすい環境となるように、今後もより多くの市民や関係機関に性の多様性について理解していただけるよう啓発に努め、当事者の意見や先進地の事例などの情報収集に取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 最後、質問の要旨(3)新しい親子関係について伺います。 ①同性同士のカップルで、子供をもうけた場合の、新しい親子関係について沖縄市の見解(遺産相続・保険・見舞い等)を伺います。これは本員の知り合いで、同性同士で精子や卵子をいただいて子供をつくって、同性同士で子供を育てていくと。そうなった場合、それは新しい親子関係だと思うと。それを沖縄市としての何か見解があれば、そういう家庭というか、親子関係というものに何かしらあるのかどうかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 同性同士のカップルで子供をもうけた場合の新しい親子関係で生じる遺産相続や保険、見舞いなどの諸問題について本市といたしましては、個別の問題に対応していくには、さまざまな法律的課題などがあることから、これら課題を真摯に受けとめ、性的マイノリティに起因する差別や偏見をなくせるよう啓発の推進に努め、個々の事案に対して、丁寧に対応してまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 個別の問題ではあると思いますが、これから沖縄市もLGBTの当事者の方々に、ぜひ偏見や差別がなくなるようにやっていってもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時57分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時02分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 午前に引き続き一般質問を行います。 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 午前に引き続き、おつき合い、またよろしくお願いいたします。 続きまして、通告書5ページ、質問事項8.廃棄物の投棄について。 質問の要旨(1)廃棄物の民間地(空き地)での保管について以下を伺う。この質問は、近くの諸見里公園のほうでこういうことがあったので、それで質問したいと思います。 ①「廃棄物の投棄」の連絡があったときの行政の対応(関係機関名と対応の流れも含む)を伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 こんにちは。午前に引き続き、よろしくお願いいたします。伊佐 強議員の一般質問にお答えいたします。 通告書5ページ、質問事項8.質問の要旨(1)①についてでございます。市民からの廃棄物の不法投棄の通報は、基本的に沖縄県中部保健所及び本市環境課において対応いたします。通報を受けた場合、廃棄物の投棄の内容物に関係なく現場確認を行い、関係機関にて情報提供・情報共有を行い対応しますが、可燃物等の危険性の高い廃棄物の不法投棄については、消防や警察へも情報提供を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②今、答弁があった各関係機関の役割を教えてください。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 廃棄物の不法投棄への対応については、一般家庭から排出された一般廃棄物とそれ以外の産業廃棄物に分けられ、一般廃棄物に関しては市が対応し、それ以外の産業廃棄物に関しては、沖縄県中部保健所の対応となります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ③持ち込み業者へ、行政から指導は行われるのか、また、行われるのならどのような指導が行われるのか伺います。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 不法投棄に関しては、行政からの指導を行うことは可能で、持ちこまれた廃棄物の内容、内容量を排出業者と確認し、期限を定めて廃棄物の処理をしてもらいます。その際、廃棄物の処理を行ったかどうか、マニフェストの照合にて確認を行います。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、質問の要旨(2)建築廃材の公園への投棄を以下で伺います。先ほどは公園近くの廃材だったので、今度は一般的に、もし公園に廃棄があった場合はどのような感じでやるのかをお伺いいたします。 ①不法投棄された建築廃材の処理(片づけ)は誰が行うか伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 こんにちは。伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 市民の通報や公園の巡回パトロールで発見された建設廃材の不法投棄につきましては、通常、投棄された公園内のその場において、一定期間警告通知を行い、所在不明の場合は、市においてその片づけ及び処分を行っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ②今の答弁、一定の警告で出なければ市が片づけるとあったのですが、不法投棄をした個人(業者)が特定できたときの指導をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 不法投棄をした個人や業者を特定した場合は、その行為が都市公園条例違反である旨を警告し、不法投棄物をいつまでに、どこへ処分するのかを確認した上で撤去を行わせております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 続きまして、質問事項9.ロウワー・プラザ返還用地についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)ロウワー・プラザ返還用地の先行取得について伺います。 ①先行取得については、平成27年度から平成33年度までに、公有地率20%、約2万1,700平方メートルの確保を目標としていますが、目標どおり進んでいるか、進捗状況をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 ロウワー・プラザ住宅地区の公共用地先行取得につきましては、駐留軍用地跡地利用特別措置法に基づき、平成27年度から取り組んでおります。平成27年度から昨年度、平成29年度までの取得実績としまして、平成27年度2,409平方メートル、平成28年度1,537平方メートル、平成29年度1,179平方メートル、合計5,125平方メートルとなっております。目標の2万1,700平方メートルに対する進捗率としましては、23.6%という状況でございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 ロウワー・プラザのそばにイオンモールができて、もしかしたらロウワー・プラザの土地も上がるのではないかということで、まだ23.6%と。地主の方々も売る時期を待っているのかなと思いますが、まだ23.6%ということで、できれば予定どおり進めるようにこれからも頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)調査・探査について以下を伺います。 ①ロウワー・プラザ返還用地が返還後スムーズに振興開発が実現するためにも、土壌・水質汚染、埋蔵物、磁気探査は早めの調査が必要と思われますので、現在の進捗状況を伺います。
    小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。伊佐議員の一般質問にお答えいたします。 ロウワー・プラザ住宅地区の返還につきましては、統合計画において2024年度またはその後とされております。沖縄防衛局からは、現時点で調査までには至っていないと聞いております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②日米環境補足協定の調査条件には、150日労働日前を超えない範囲とあるが、土壌・水質汚染、埋蔵物、磁気探査の日数をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 沖縄防衛局からは支障除去措置の内容や、これに要する期間については、個々の施設ごとに異なるものであり、跡地利用特措法に基づき返還実施計画に定めることとされており、現時点においては返還実施計画は策定されていないと聞いております。市としましては、円滑な跡地利用を図る観点から、ロウワー・プラザ住宅地区の早期返還について引き続き国に働きかけてまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ぜひ平成36年度を待たずに早期返還をして、沖縄市の西の入り口をもっと活気づけてもらいたいと思います。ぜひ、これからもよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(3)ロウワー・プラザ返還用地説明会について以下を伺います。 ①説明会の頻度と、説明会への呼びかけ対象者を伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 先行取得について、地権者からの買い取り希望の申出期間を毎年6月から7月の2カ月間設けております。それに向け、毎年3月に地権者向けの説明会を実施しております。対象者としましては、返還予定地に土地を所有されている地権者としております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ②説明会参加者からの意見にはどのような意見があるかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 昨年度に開催しました地権者説明会におきましては、市の買い取り単価が民間取引の価格よりも安いのではないかとの御意見が多くございました。事務局からは、国家資格である不動産鑑定士に鑑定を依頼した上で、適正な買い取り単価を設定していると回答をしております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 質問の要旨(4)ロウワー・プラザ返還用地には、北中城村も含まれるので伺います。 ①北中城村とは協議を持っているのか、持っているなら内容をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 ロウワー・プラザ住宅地区につきましては、本市と北中城村にまたがっていることから、円滑な跡地利用に向けて、相互に協議しながら業務を進めております。まず、平成27年度から実施しております公共用地の先行取得につきましては、毎年、北中城村と共同で不動産鑑定業務を行っており、それに関連した協議を持っております。また、今年度は全地権者を対象としたアンケート調査の実施に向けて、北中城村の担当者と協議を進めているところでございます。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 続きまして、質問事項10.道路行政について。 質問の要旨(1)市内道路について以下を伺います。 ①国道330号、歩道付市道には点字ブロックが設置されているが、なぜ県道24号線には設置されていないのか。沖縄県中部土木事務所には要請をしているとは思いますが、なぜ設置しないのか設置しない県の回答を伺います。この県道24号線というのは、山里三差路から球陽高校に向かってなのですが、国道には点字ブロックがあって、県道24号線から、そばの市道の歩道については点字ブロックがあるのですが、この県道24号線にはないものですから、視覚障がい者が国道を歩いていて、次、県道に入ったらもう点字ブロックがないものですから、とても歩行が厳しそうだなということで今回質問いたしますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 ただいまの御質問にお答えいたします。 県道への点字ブロックの設置に対する考え方でございますが、県に対し設置要請したところ、県の回答としましては、福祉のまちづくり条例に基づき、公共交通機関の施設と視覚障がい者の利用の多い施設とを結ぶ歩道等、整備する優先順位を検討していくとのことでございました。本市としましては、引き続き中部土木事務所へ要請等の働きかけを行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 ぜひ早目に優先順位をつけていただいて、議会でも森山議員からも質問されていることなのですが、早目に県道24号線に点字ブロックをつけて、視覚障がい者が安心して歩ける歩道にしてもらえるよう、よろしくお願いいたします。 続きまして、②未整備の園田中央公園線の進捗状況を伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 園田中央公園線は、幅員9メートル、延長約750メートルの道路として昭和36年に都市計画決定されております。都市計画道路につきましては、必要性の高い幹線、路線等を優先して整備しており、現在は安慶田中線やセンター中央通り線が事業中であります。今後は財源等もございますので、総合的な見地から整備の実現に向けた取り組みが必要であり、都市計画決定された線形の見直しも含め検討してまいります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございます。 この道路は途中からなくなっていて、そこを通ると対面通行の際、どちらかお互い譲り合うか、バックしないといけないものですから、この道路も大変危険だと思いますので、これからも都市計画を進めて、スムーズに安心して通れる道路の整備を、ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)バス停留所について以下を伺います。屋根つきバス停ですが、高校生とかお年寄りが太陽ぎらぎら、暑い中、バス停の屋根がないわけです。学生は学生で、雨降りはそこに傘も差さずに立っていたりする。そういうバス停を2つぐらい見かけたので、そのことを質問したいと思います。 ①山里バス停留所(普天間からコザ十字路向け)への屋根つき設置について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 山里バス停の屋根、上屋につきましては、沖縄県バス協会に確認したところ、平成30年度中に設置する予定と伺っております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②知花十字路バス停留所(コザ十字路から登川向け)への屋根つき設置について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 知花バス停の歩道の幅員は、道路構造令で示す幅員が確保されていないため、バス停の屋根を設置することが困難な状況となっております。そのため、隣接する民有地の方に屋根の設置について協力をいただき、バス協会へ屋根の設置を要請していく方向で検討しておりましたが、残念ながら民有地の方の協力を得ることができませんでした。今後、地域とともに、近隣の他の民有地の所有者へ協力を仰ぎ、協力が得られ次第、バス協会へ屋根の設置について要請してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 知花十字路バス停留所、地域とともに、近隣のほかの民有地の所有者へ協力を仰いで、設置ができるようぜひ進めていってください。よろしくお願いいたします。 済みません、質問事項11を割愛して、12に行きたいと思います。申しわけありません。よろしくお願いいたします。 質問事項12.高齢者世帯について。 質問の要旨(1)高齢者世帯について以下を伺います。 ①高齢者世帯に対する行政サービスを伺います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 こんにちは。午後もよろしくお願いします。ただいまの伊佐議員の御質問にお答えいたします。 本市における高齢者世帯に対する在宅福祉サービスは全部で9つございますが、全て説明すると長くなるため、主なものを3つ御紹介いたします。まず、1つ目が福祉電話です。これはひとり暮らしの高齢者または高齢者世帯の方が、疾病による発作その他により外部との緊急連絡手段を必要とする場合に、電話を設置するものでございます。2つ目が配食サービスです。これは近隣に扶養義務者が居住していないなどの高齢者世帯に対し、食事を自宅まで配達し、あわせて安否確認も行っております。先ほどの福祉電話とこの配食サービスは、非課税世帯が対象となります。3つ目が緊急通報システムです。これは、ひとり暮らしで緊急連絡を必要とされる方に、緊急通報装置を設置するもので、緊急時にボタンを押すことで、安否確認や救急車の要請を行うことができます。このサービスは、課税世帯も対象となります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 続きまして、②高齢者世帯の戸建て・アパートの世帯数を伺います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 高齢者世帯の戸建て、アパートの世帯数という項目での集計は現在行っておらず、また住民票においても記載事項の関係により、正確な数が把握できかねますので、毎年度10月1日を調査日として県へ報告している、高齢者人口等調べの数値でお答えいたします。平成30年10月1日現在の高齢者世帯は、単身の高齢者世帯が8,922世帯、高齢者のみか、またはこれに18歳未満の未婚者のいる世帯が4,321世帯でございます。いずれの数値も、特養等の施設入所者を除いた世帯数となります。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 最後、③高齢者世帯(戸建て)への、行政サービスとして樹木の伐採検討を伺います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長福祉事務所長。 ◎上原三千代健康福祉部長 近年、全国的に台風及び水害における被害が多く発生している状況で、高齢者世帯での樹木伐採が負担になっていることも多々あるかと思います。しかしながら、災害対策においては行政のみで実施するのは不可能であり、災害に強く安心・安全なまちづくりを実現するためには、自助・共助・公助の精神のもと、行政を初め、市民、地域、事業所等においても防災体制の充実・強化が求められていることから、それぞれの連携と適切な役割分担をした上で防災対策を講じることが重要です。そのことからも、自宅の樹木伐採については、まずは自助での対応を検討していただくことになりますが、高齢者世帯においては自助のみでの対応が難しいことも想定されますので、地域の自治会や自主防災組織、社会福祉協議会などとも相談を行いながら、共助部分の社会資源の活用を検討していただいているところでございます。樹木に限らず、風雨等により飛ばされることで、停電やほかの事故にも発展する二次災害も考えられることから、災害が起こる前の防災準備について、今後とも周知を図るとともに、高齢者のみならず、市民みんなが安心・安全に暮らせるまちづくりに努めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 伊佐 強議員。 ◆伊佐強議員 ありがとうございました。 せんだっての部長からの答弁で、95件も木が倒れていると。高齢者世帯は、自分で切りたくても切れない。それをどうするのかというのを、ぜひ行政側にも知ってもらいたくて、こういう質問を上げましたので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 最後までできませんでしたが、大変申しわけありませんでした。また次回、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で伊佐 強議員の一般質問を終わります。 次、島田 茂議員。 ◆島田茂議員 市長並びに市当局の皆様方、そしてフレッシュな議員の皆様方、こんにちは。議席番号1番、会派躍進の島田 茂でございます。2期目初めての一般質問でございます。引き続き、これからの4年間、沖縄市のため、市民の皆様方のために仕事をさせていただきたいと思いますので、御指導のほどよろしくお願いいたします。 まず、所見から述べさせていただきます。このたびの台風24号、25号の相次いだ災害、特に台風24号の被害は予想外でありました。NPO法人防災サポート沖縄の協力のもと、二次災害を起こさない程度の地域巡視をさせていただきました。沖縄市内のところどころ、東部地域の停電、アワセベイストリート、県道85号線、県道20号線、あわせモール近隣の冠水に関しましては、深さ50センチを超える場所も確認されました。停電も、短い場所では半日、長い場所では3日を超えるという大きな状況でありました。食品の管理には非常に気を使った市民が多かったと予想されます。特に、老人ホーム、デイサービスのたん吸引、酸素吸入、手術中の停電に関しましては、自己発電装置のない医療機関にとりましては、とても困難であったというお話を聞いております。その際、地域防災組織と民間企業が災害時に助け合う締結をされておられました桃原の東興電設さんが、速やかに医療機関に発電機の搬入と、冷蔵庫が使えなくなることを予想し、大量の氷の準備まで気を使ってくださった、温かい御好意がございました。氷はとても助かったという医療機関からのお礼の連絡も耳にしております。今回のような災害時に地域防災組織、あるいは自主防災組織と民間企業と、そして行政でお互い協力し、助け合う締結は、いわゆる自助、みずから助ける。共助、ともに助け合う。公助、行政と協力をするにつながる大切なことと考えております。沖縄市内の自治会で自主防災組織を今以上に立ち上げ、近隣企業との締結を沖縄市が促すように、強く希望いたします。 そして10月7日日曜日に、沖縄市教育委員会主催の池谷幸雄体操教室が、沖縄市体育館にて行われました。今回の講師の先生方は、1人目、ソウルオリンピック体操団体総合で銅メダル、バルセロナオリンピック体操床で銀メダルを獲得した池谷幸雄さん。2人目は2017年、昨年の世界選手権モントリオール大会跳馬出場、全日本シニア跳馬優勝、ナショナル強化指定選手であります安里圭亮選手でございます。安里選手は北中城村生まれ、沖縄市宮里中学校卒業、ニライスポーツクラブ、興南高校、福岡大学と、沖縄県出身で、沖縄市の中学校を卒業したアスリートでございました。3人目は東京都出身で、2011年東日本ジュニア個人総合優勝、2013年全日本ジュニアエレガンス賞を受賞、2018年、今年ですが、全日本学生体操選手権大会総合優勝をいたしました。ロンドン五輪代表の田中理恵さんのお墨つきでもあります、今、日本で一番きれいな体操をする、武庫川女子大学の平岩優奈選手、19歳でございます。4人目は、何と言ってもすばらしいコーチでありました、大野和邦コーチでございます。大野さんは、日体大大学院修了、日体大女子監督を9年務め、池谷幸雄体操倶楽部では村上茉愛選手を育て、国体や高校総体で村上選手の率いる団体を日本一に導いております。また、世界選手権やユニバーシアードなどでは日本代表コーチとして、経験豊富な大野さんが沖縄市入りしてくださったということはとてもうれしかったと思っております。 今回で4回目になる体操教室でございますが、1回目に来られた、現在日本体育大学の体操部所属の床のスペシャリスト村上茉愛選手は、昨年の世界大会の床で、日本で63年ぶりの優勝、東京オリンピック候補選手の筆頭であります。選手の中では、「沖縄市の体操教室に出場するとオリンピックに出場できるよ」といううわさが立っているようでございます。今回の体操教室も、体操協会関係者、父母、市民合わせて約80人の方々に来場していただき、和気あいあいと楽しい教室になったことを、この場をおかりして、市長並びに教育委員会の方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 それでは通告書に従い、一般質問とさせていただきます。 質問事項1.沖縄市の防災についてでございます。 質問の要旨(1)非常時の発電機は、防災の観点上、また、停電時の備えという観点からも欠かせないものと考えられます。現在、各自治会や公共施設等の発電機の設置状況はどのようになっているか、現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 島田議員の一般質問にお答えいたします。 まず、停電時の備えということで、昨日、沖縄電力具志川支店のほうから今回の停電についての御報告がございました。今回の停電の主な原因が、以前、宮古で電柱がたくさん倒れて、その対策として沖縄本島もそういう対策を進めてきたと。その次に宮古で大規模停電があったときに、その原因がバインドといいまして、電柱と電柱をつなぐ線、その線が漏電しないように絶縁、バインドというものにつないでいるらしいです。これが今回の台風によって外れて、ほかのものに漏電した。それに伴う停電が約4割ということで報告がございました。長期間にわたる停電について、大変申しわけないということで、昨日、市長が対応させていただいたところでございます。このバインドの対策については、ちょうど沖縄電力としても進めている最中で、今回の台風に見舞われたという報告がございました。済みません、それでは早速質問にお答えをさせていただきます。 各自治会や公共施設等の発電機の設置状況でございます。自主防災組織や消防本部に設置をしているところでございます。公共施設においては、ソーラー発電機をかりゆし園、福祉文化プラザ等に配置しておりますが、使用できる発電機は十分とは言えません。今後、各自治会や公共施設を管理している関係部署と調整を進めてまいります。具体的に自主防災組織は現在26組織ございまして、自治会で自主防災組織を組織している自治会が15組織、ですから自主防災組織には発電機の備えつけもしていただいておりますので、15組織19台を現在設置しているところでございます。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 総務部長、ありがとうございます。 質問の要旨(2)地域防災対策の観点から、各自治会に少なくとも1つは発電機があることが望ましいと考えられます。設置することは可能でありますか、見解についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えいたします。 沖縄市におきましては、全自治会に自主防災組織を立ち上げることを目標にして、補助金を交付しているところでございます。各自主防災組織においては、防災用の資機材を整備していただいており、その中に発電機も含まれることから、自主防災組織を立ち上げれば、発電機を各自治会に少なくとも1台は整備することが可能だと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 総務部長、ありがとうございます。 37自治会ございます。市のほうでも促すように、自主防災組織が立ち上がるように御指導、よろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨(3)今回の台風24号に際しましては、沖縄市内一帯で冠水、停電が確認されたとお聞きしております。冠水した場所については、ひどい場合は、約50センチ以上の冠水もあったということです。今後も、台風や豪雨などの災害被害は避けがたいものであると考えておりますが、本市としてはどのような予防策・対策を考えているのか、現状及び見解についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えいたします。 台風による冠水被害につきましては、台風時の満潮のときに起こる高潮が主な原因と考えられております。予防策といたしましては、その台風接近時や高潮による被害の発生が予想される場合、防災無線やLINE等ホームページなどを使用し、早目にお知らせをする、避難に関する注意喚起を行ってまいります。また、対応策につきましては、今回、泡瀬第三自治会の要請に基づきまして、建設部において土のう袋200体、お届をしております。また、29日の早朝7時には、防災課職員が泡瀬第三自治会の現場を確認し、急ぎ消防にお願いをして、消防車3台で地域の警戒に当たっておりましたが、被害は広範囲に及んでおります。気象庁によりますと、その9時32分に基準値オーバー、2メートル13センチ、最高潮位を観測しているということでございました。今後の対策につきまして、沖縄気象台が今回の東部地区での高潮被害の調査を行っております。その報告等を参考にしながら、建設部を含めた関係部署と調整を図ってまいります。 それから停電に備え、浴槽やポリバケツなどによる水の確保、懐中電灯や簡易ラジオ、乾電池、非常食の確保など、各自で備えるよう、同じく防災行政無線やLINEを使って、早目に広報を行ってまいります。これにつきましては、島田議員からお話がありましたように、自助の部分でございます。共助の部分につきましては、先ほどお話がありました地域防災、自主防災組織の活用。今回、台風25号において、北谷小学校の近くで自主防災組織の活動もしていただいた事例もございます。そういう公助の活用のあり方。それから、その他市として、今回、特にポンプアップできずに、トイレの使用に困るといった事例等も伺っております。準備した水で足りない場合に、どのような対応をするのか。これも関係部署を含めて、調整をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 総務部長、ありがとうございました。 雑談になるのですが、乾電池を買いにいったんですね。本員は海邦町ですが、海邦町は約3日間停電でありました。やはり夜になると、夕方7時ごろから真っ暗になります。「乾電池がなくなったらどうしよう」ということで、以前、市のほうから御指導いただいた、シーチキンの缶詰を思い浮かべまして、シーチキンの缶のふたを開けて、ティッシュペーパーを丸めて、先端1センチぐらいその油で濡らさないで火をつけました。L缶なのですが、8時間ぐらい持ちました。油がなくなった後は、マヨネーズをつけて食べたと。ですから非常に明るさも得るし、食も、満腹にはなりませんが、多少はしのげるかなと。そういうことも市のほうから御指導いただいたものですから、工夫すると、こういう災害のときに非常に使えるなと。もっともっと市民の方々に御指導いただければありがたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは次に行きたいと思います。 質問事項2.県道20号線の周辺環境をめぐる問題についてであります。このメッセージは、地域の方々から台風が終わった後、メッセージをいただいて、この質問をさせていただいております。 質問の要旨(1)高原交差点から県道85号線(アワセベイストリート)向けの県道20号線の街路樹について、何のために街路樹が設けられているか、現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 島田議員の一般質問にお答えいたします。 県道20号線における高原交差点付近から県道85号線までの区間につきましては、平成26年1月まで市道高原泡瀬線として供用されてきた路線であります。道路緑化につきましては、景観向上機能、騒音低減や大気浄化としての生活環境保全機能、木陰をつくるための緑陰形成機能、運転手の視線誘導や衝撃を緩和する等の交通安全機能、沿道の動植物の生息、生育環境等の生態系としての自然環境保全機能を目的として設けております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 建設部長、ありがとうございます。 これは街路樹をつくる一般的な御説明だと思っております。 質問の要旨(2)街路樹があるために店の看板、見通しが悪い、掃除が大変だとの声が多数聞かれております。街路樹を取り除くことは可能か、見解についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 道路管理者であります沖縄県中部土木事務所に確認しましたところ、街路樹により支障がある場合は、その都度、対処していくとのことでございました。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 ありがとうございます。 平成26年1月までは市道、市の管理、現在は県の管理ということで中部土木事務所。あそこは泡瀬中央通り会という通り会なのですが、そこの団体として中部土木事務所のほうに再度、質問形式として相談してみたいと思っております。また、私たちだけでは微弱な団体でございますので、何かありましたら、部長、よろしくお願いいたします。 それでは質問の要旨(3)街路樹のかわりに花壇をつくり、通り会を中心に花を植え見通しのよい道路にすべきとの意見も寄せられておりますが、可能であるのか、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 同じく道路管理者へ確認しましたところ、既存の植栽の変更予定はないとのことでございました。また、既存の植樹帯が空いている箇所において、地域の方々で花を植える要望がある箇所は調整していきたいということでございます。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 ありがとうございます。 これも管轄は中部土木事務所ということになると思いますので、まずは建設部のほうに御相談をさせていただきながら、また県のほうにも要望していきたいと思いますので、そのときはぜひ御協力をお願いいたします。 質問の要旨(4)夜間、通りの周辺があまりにも暗いので、治安上の観点から街灯をつけてもらいたいとの要望がございます。設置は可能か、見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 島田 茂議員の御質問にお答えいたします。 質問の要旨(4)でございます。市では夜間における市民の安全性を確保するとともに、快適な生活環境の保全を維持するため、自治会からの要請を受けて保安灯を設置しておりますが、県道における夜間歩行者の安全確保につきましては、道路管理者で行うべきものであると考えており、原則、県道への設置を行わないものとしております。県道への街灯設置について、今後地域と調整の上、道路管理者である県中部土木事務所へ要請を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 市民部長、ありがとうございます。再質問をさせていただきたいと思っております。 街灯は基本、設置しないということで、保安灯の設置についてはいかがでしょうか。お伺いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎大庭隆志市民部長 お答えいたします。 市では原則としまして、県道への保安灯設置を行わないものとしておりますが、例外的に県道へ設置している事例もございます。その場合、電気料金を自治会で負担していただく地元負担が発生することから、当該地域の自治会より了承が得られた場合に設置が可能だと考えております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 市民部長、ありがとうございます。 以前、もう10年ほど前になると思うのですが、沖縄東中学校周辺の街灯設置ということで、あのときは強姦未遂とか、強姦事件が5年間の間に35件前後ありました。それを市のほうに要請しましたら、40灯つけていただきました。その40灯の明かりがあるがために、防犯率が30%上がったと。事案が少なくなったという事例もあります。県道であろうと、市道であろうと、農道であろうと、やはり人が通る道でございます。例外とおっしゃいましたが、住民の安心・安全を守るためには、例外なくして街灯の設置を考えていただきたいと思っております。また再度要請をしたいと思いますから、そのときはよろしくお願いいたします。 それでは質問事項3.期日前投票の投票場所についてでございます。 質問の要旨(1)期日前投票は、最近の選挙においてどのくらい投票数があったのか、現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 選挙管理委員会委員長。 ◎城田世市選挙管理委員会委員長 こんにちは。選挙管理委員の城田でございます。島田 茂議員の質問にお答えいたします。 去る9月30日に執行されました沖縄県知事選挙の期日前投票の投票者数が、台風24号の影響も重なり、当日有権者数10万9,019人のうち、29.41%に当たる過去最多の3万2,063人が期日前投票をしております。前回の県知事選挙より1万9,333人ふえて、16.97%の増でございます。 次に、9月9日に執行されました第12回沖縄市議会議員選挙の期日前投票者数は1万3,768人で、期日前投票者の投票率は12.66%で、前回より3,464人ふえて、2.55%の増でございました。 次に、4月22日に執行されました第12回沖縄市長選挙の期日前投票者数は1万5,119人で、期日前投票者の投票率は14.04%、前回より3,571人ふえて、2.62%の増でございました。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 委員長、ありがとうございました。 質問の要旨(2)期日前投票の投票場所についてでございます。現状では、市役所のみとなっております。東部や北部、そして南部となっておりますが、西部に訂正をお願いいたします。西部地域の方々からは、大変不便であるとの声が寄せられております。投票場所をふやすことは、市民の市政参加の促進、投票率の改善という観点からも有効と考えられます。投票場所を市役所以外の北部、東部、これも南部ではなく西部でお願いいたします。西部の4カ所に設置することは可能であるか、見解についてお聞きいたします。 ○小浜守勝議長 選挙管理委員会委員長。 ◎城田世市選挙管理委員会委員長 昨今の選挙における期日前投票者の増加や近隣市町村などの期日前投票所の増設に伴い、本市といたしましても、有権者に対して選挙を身近に感じられる機会を提供していくなど、投票しやすい環境づくりに取り組むために、次年度の参議院議員選挙からは東部地区に1カ所、そして北部地区に1カ所の期日前投票所の増設に向けて準備を進めているところでございます。4カ所目の西部地区の期日前投票所の増設につきましては、今後、期日前投票所の状況を勘案しながら検討していきたいと思います。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 選挙管理委員長ありがとうございます。 それでは来年からは市役所を入れて3カ所ですね。それを見て、4カ所にふやすかどうかということですね。ありがとうございます。 それでは次に行きます。質問事項4.職員の採用方法についてでございます。 質問の要旨(1)現在の職員採用方法はどのようになっているか、現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 島田議員の御質問にお答えいたします。 現在の職員採用方法でございますが、第一次試験として、全職種共通の教養試験と各種専門試験、これは建築や土木、保育といった職種でございます。第二次試験として事務適性検査、論文試験、集団討論や個別面接等を実施し、最終合格者を決定し、採用をしているところでございます。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 総務部長、ありがとうございます。 質問の要旨(2)現在、本市の職員は何人でありますか、現状についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えいたします。 まず、本市の職員数であります。平成30年4月1日時点で1,011人となっております。また、臨時・非常勤職員の数につきましては、平成30年4月末時点で臨時職員が603人、非常勤職員が616人、計1,219人となっております。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 ありがとうございます。 市長、2,000人以上いらっしゃるスタッフ。このスタッフを食わせるというのは、長として非常に大変であると思います。経営者、トップの方は孤独と言われております。多分、市長はどこかで傷心するときがあると思いますが、この30人の議員は優しい、優しい議員でございますので、いつでも御相談いただければ、私たちもお答えしますので、一人で悩まず、私たち議員に相談していただければお力になれると思います。体に気をつけて、私たちも頑張りますので、市長も頑張ってください。 次、質問の要旨(3)職員については、さまざまな分野において専門性を持つ有能な人材を採用することは、市政の資質向上にも大変有用なことであると考えております。例えば、ボランティア、スポーツ、文化面、経済活動等にすぐれた専門性を持つことを採用基準に入れるのは可能でありますか、見解についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えいたします。 ボランティア、スポーツ、文化面、経済活動等にすぐれた専門性を持つことを採用基準とすることにつきましては、一般教養試験及び事務適性検査など、ある一定程度の基準をクリアした上で、公平・公正性を保ちながらの採用になるかと思いますが、議員御提案のとおり、市政の資質向上、施策の展開等、組織力の向上にはすぐれた専門性を持つ人材の活用は有用であると考えております。今後、個々の得意分野を考慮した新たな採用基準、その手法については調査研究を進めてまいります。
    小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 総務部長、ありがとうございます。 現在の職員のスタッフの方々、非常に優秀な方もいらっしゃると思います。市民の中にも特殊性を持った有能な方もたくさんいらっしゃると思いますので、その分野、その分野、例えばスポーツ、ボランティア、文化面、その方々も少しかいつまむというか、スポットを当てて見ていただきながら、そういう方も採用されたらどうかなと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。 それでは再質問でございます。過去、社会人枠や民間企業等経験者を対象としての採用は行っていますでしょうか。その条件はどのようになっているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎仲本兼章総務部長 お答えいたします。 毎年度ではございませんが、社会人枠、民間企業等の経験者のことを社会人枠ということで、採用試験を実施しております。条件といたしましては、その職種に関連した業務に一定期間従事していることを要件とし、近年では平成28年度において、社会人枠で保健師2人を採用したところでございます。 ○小浜守勝議長 島田 茂議員。 ◆島田茂議員 総務部長、どうもありがとうございました。 くわえビジョンを達成させるためには、有能な職員と有能な議員が沖縄市にはたくさんいらっしゃると思います。本員も微力ではございますが、市長を支えて頑張りたいと思います。この4年間、またよろしくお願いいたします。以上です。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で島田 茂議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時14分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 皆さん、それでは改めまして、こんにちは。4年間の空白期間を経まして、さまざまな御支援をいただきまして、9月9日にまたこの場に戻ってくることができました。改めまして、自己紹介をさせてください。会派にぬふぁ星おきなわに属しており、暫定的にまだ、自由党党員であります。宮城 浩でございます。よろしくお願いいたします。 まず、一般質問に入る前に、少しばかり所見を申し上げさせていただければと思います。 皆様も御承知のように、9月30日に行われました県知事選挙も、非常に喜ばしいことに、いずれにしましても選挙ということであり、選挙が行われ、結果、玉城デニー新知事が誕生いたしました。何はともあれ、喜ばしいというのは、沖縄市議会のOBということもあろうかと思います。中部地区からの初の新知事ということもあり、これからのさまざまな案件等が入ってくるかと思います。とりわけ、基地問題については別立てとして、私たち本市においては嘉手納基地もあり、さまざまな形の取り組みは、当然連携や連帯をとっていかないといけないだろうというところを置きながら、よりよき沖縄市づくりに邁進していただくよう、期待を申し上げている中の一人でございます。本員もその新知事のもとに、約8年間近場におりました関係上、多くの期待を申し上げるとともに、本員自信も、現在このような形で沖縄市の議会議員としての立場、そして負託をお受けいたしました。それに向けての取り組みをまた改めて、感慨深く持ちながら務めさせていただければと思いますので、ぜひとも市長を初めとする市長部局の皆様、そして教育委員会の皆様、水道局の皆様、議員の皆様ともども、当然職員の皆様とともに、よりよき沖縄市にすべく、仲間の一人として頑張りたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 それでは通告書に従いまして、質問を行ってまいりたいと思います。 通告書10ページ、質問事項1.中城湾港新港地区についてでございます。 質問の要旨(1)本市のクルーズ船寄港状況及び今後についてでございます。 ①クルーズ船寄港状況と受け入れ態勢について伺います。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは宮城議員の一般質問にお答えいたします。 クルーズ船の寄港状況については、平成29年度が22回の寄港で、乗客乗員合計で3万7,866人の実績となっております。それから今年度につきましては、これまで15回の寄港で、乗客乗員合計で2万9,852人となっており、今後、あと7回の寄港を予定しております。また、受け入れ態勢につきましては、中部広域市町村圏事務組合に負担金を拠出し、沖縄市、うるま市、北中城村、北谷町、中城村の5市町村が連携し、取り組んでいる状況でございます。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 平成29年度から実証実験も兼ねながらということで、この実績が今、部長からの答弁のとおりだと思います。 関連しまして、②のほうに早速入りますが、②クルーズ船の受け入れを東部海浜開発事業と一体的にできないかを提言いたします。 ア.中城湾港新港地区と泡瀬地区の連携については、これは割愛いたします。もう少し掘り下げての再度の質問をしたいと思いますので、これは割愛させていただいて、イでございます。クルーズ船は現在、西側埠頭のほうに接岸されているかと思います。聞くところによりますと、景観的な課題があるということもお聞きしております。中城湾港新港地区に接岸される、寄港されるクルーズ船においては、まだサイズ的には那覇のほうに寄港されるクルーズ船よりは、航路幅であったり、水深はそんなに大きく影響はないとはいえ、多少なりとも、現在は実証実験を行っているかと思いますが、高さが結構、建物からしたら五、六階建てとか、七、八階建てぐらいの高さから見下ろすような寄港状況になっているかと思います。景観の課題があるということもお聞きし、現在は、先ほどありました5市町村の協力や御理解等において、受け入れの部分については歓迎式典や地元の泡瀬復興期成会等の皆さんからの、いわゆる乗組員に対しての懇親会であったり、その乗客の皆さんの受け入れ部分ということで、歓迎式典等がこれまで何度も行われてきている、その御尽力はあろうかと思いますが、やはりクルーズ船を将来的に東部海浜開発の「潮乃森」ですか、そちらのほうでも受け入れができるものなのか。または現在、泡瀬地先のほうに浮桟橋でのバース構想。那覇市が今、泊のほうで行っていると思いますが、それで受け入れ態勢を整えることができないものか。いずれにしましても、中城湾港新港地区の西側埠頭と、並びに今、質問の要旨(1)②イにあります浮き桟橋のバース構想を、東部海浜開発であったり、または泡瀬の地先の部分はまた別立てではありますが、そういうところでさらにすばらしい大きな受け入れ態勢とともに、東部地区のさらなる活性化につなげることができないかという観点から、それについての御質問をさせていただいております。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 宮城議員の一般質問にお答えいたします。 東部海浜開発事業地における浮き桟橋バースによるクルーズ船の受け入れについてでございますが、現在、クルーズ船を受け入れている新港地区西側埠頭においては、議員御指摘のような船の旋回や景観等に関する課題が指摘されております。また、新港地区内で2021年に供用開始が予定されておりますバイオマス発電所が本格稼働した際には、その燃料となる飼料の荷卸しで貨物船の寄港が増加し、クルーズ船の寄港に支障が生じるとのお話も伺っております。このような状況下において、御提案のクルーズ船を直接東部海浜開発地区へ呼び込めるような浮き桟橋等、新たなバースの整備については、今後の東部海浜開発事業の振興発展においてもメリットがあると考えることから、その整備の実現性については、中城湾港を管理する沖縄県とも今後、意見交換をしてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 将来、非常に夢のあるものとはいえ、非常に実現性も帯びているのではないかと思います。ぜひ浮桟橋のバース構想を、今言う中城湾港新港地区の港湾機能を常に高めながら、当然、それに伴う泡瀬地区の東部海浜開発事業「潮乃森」のさらなる、東部地区を初めとする沖縄市における大きな役割として、ぜひ実現に向けて。いずれにしましても、あくまでも御提案は、このような形の東部海浜開発事業の潮乃森というような形で、今回は質問と要望とを兼ねてさせていただきました。加えていうならば、そこに海釣り公園とか、実は前回のときにも御提案させていただいて、視察にも行ってもらいました。ゴルフ人口より釣り人口のほうが多いと聞きます。沖縄県においては、島嶼県でありながらこういう施設がないというのもありますので、呼び込む大きな目玉にもなりかねないものですから、沖縄市ができた一番の要因でもあります港を、旧コザ市と美里村までさかのぼったらいろいろと出てきますけれども、その海釣り公園を、あわせて、これは次回の何かの折に御提案をさせていただければと思いますので、今、お答えいただいた部分でぜひ実現に向けた取り組みをよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、質問事項2.教育行政についてでございます。 質問の要旨(1)支援員の配置及び状況についてでございます。 ①支援員の役割について見解を伺います。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 今年より指導部長を拝命させてもらっています與那嶺と申します。よろしくお願いいたします。 それでは宮城 浩議員の一般質問へお答えを申し上げます。 御質問の支援員の役割についての見解ということで、本市教育委員会としては小学校に学習支援員、中学校に学校支援教育補助者、そして小中学校に特別支援教育補助者を配置してございます。そのそれぞれの役割について申し上げますと、学習支援員については学習の進度が十分でない、支援が必要であるという児童に対してのサポートであります。それから中学校における学校支援教育補助者については、登校状況が厳しいとか、そういう子供たちが登校する際の支援であったり、あるいは個別に学習する際の支援とか、そういうことを主な役割としております。また、特別支援教育補助者については、特別に支援を要する児童生徒に対して生活支援を行ったり、あるいは学習支援を行うことを主な役割としております。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 小学校、中学校、それぞれ特別支援教育補助者を含めた形で支援員の役割が違うというのを改めてお聞かせいただいたかと思います。あえて、そのように質問もさせていただきました。 それに伴いまして、②市内小・中学校の配置状況をお伺いさせてください。 ○小浜守勝議長 指導部長兼教育研究所長。 ◎與那嶺剛指導部長 ただいまの質問にお答えを申し上げます。  小学校の学習支援員については、小学校16校ございますが、そこに対して23人支援員を配置してございます。中学校に配置させていただく学校支援教育補助者については、中学校8校ございますが、現在6人配置をさせてもらっています。それから特別支援教育補助者については、小中学校24校ございますので、そこに対しては27人配置をしているという現状でございます。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 現状のものからすると、今、小学校16校、中学校8校、全体として24校でこのような配置ということでありますが、実は相談があっての形で今お聞かせいただきました。各学校ともども、もちろん生徒数も異なるかと思います。各地域によっても、支援を必要とされる児童の数も違うと思います。ただ、バランスある支援員の配置をされているかと思いますが、いずれの学校も人数だけを見れば、必ずお一人はいらっしゃるというような形になっていると思いますが、なかなか支援員が足りなくて、非常に心配をされている親御さんからの御相談がありました。それについては、こういう一般質問を通じてではありますが、議員の皆様方も各地域の状況も踏まえながら、支援員が不足しているということをあえて確認する意味で、この質問をさせていただきました。いろいろな方々からの見識等も頂戴しながら、支援員の増員、募集してもなかなか集まりが厳しいということもお聞きしております。ただ、そういう必要とされる子供たちは待っていられないのです。当然、支援員の配置については、しっかりと必要とされる学校に配置をされているとは思いますが、それをもう一度、支援員の圧倒的な数が足りないのか、配分であったり、学校によっての状況を踏まえつつ、また支援員の拡充といいますか、それをもっと多くの議員の皆様の御協力も得ながら、ぜひ広げていっていただけばと思います。これは要望でかえさせていただきたいと思います。しっかりと取り組んでいただければと思います。お願いいたします。 続きまして、質問事項3.道路行政についてでございます。 質問の要旨(1)先ほど来、各議員の皆様からもあります。台風24号の影響により、市内の冠水状況についてでございます。 ①冠水場所と対応について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 宮城議員の一般質問にお答えいたします。 まず、道路冠水の原因としまして、道路側溝、雨水排水路の機能不足による場合、局所的なゲリラ豪雨により、一時的に側溝等の容量を超えたことにより発生する場合、落ち葉等がグレーチングをふさぐ場合、宅地造成等による地形の変化などにより発生することが考えられます。台風24号の影響による道路冠水箇所につきましては、道路管理者として把握しているものでございますが、雨の影響によるものが7件、高潮の影響によるものと考えられるものが泡瀬地区での3件となっております。対応につきましては、台風接近時の際には、これまでに把握している道路冠水箇所について事前にパトロールを実施し、排水施設であるグレーチング上の落ち葉等の清掃や側溝の確認を行っております。また、予算の範囲内で計画的に側溝清掃を実施しており、地域からの側溝清掃の依頼にも対応しております。地域からの情報提供の協力も得ながら、道路冠水の防止に努めているところであります。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 今の御答弁で十分、対応については理解できました。 関連しますので、そのまま②にまいります。市道・県道・国道と、市内は当然各道路が通っております。今後の対策について伺います。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 今後の対策につきましては、従来より行っております対策を継続して実施するほか、泡瀬地域においての側溝清掃も計画的に実施していきたいと考えております。また、県道、国道を所管する所管部署との冠水状況の情報共有など、連携を図りながら大規模な道路冠水に至らないよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 先ほど来、各議員のほうからもありましたが、特段、泡瀬地域、特に泡瀬第三自治会周辺で大規模な冠水がありました。あちらは以前からあることなのです。以前から各議員や、そのときの議員の皆さんから、またそのときの地域の皆さんからの要望がありました。とりわけ、市道から県道へ変わったということもありますが、やはりそこで生活をしているのは沖縄市民が主たるものです。なので、生活道路として非常に大きいし、今回の台風24号においては、あれだけの冠水をしたというのはまれに見るものだと思います。確かに高潮の影響はあったかと思いますが、それを踏まえつつ、今後どうしていくのかというところを踏まえながら、ぜひ鋭意努力をしていただきたいのと、実はもう一点、泡瀬三丁目11番8号、本員の実家でございますが、その11番ないし10番、12番、その周辺ですね。これは実は写真を提供いただいて、やはり心配でしたので、実家の状況を確認したら「来るな」と。もうタイヤの3分の1ぐらいまで冠水していると。実は初めてです。三丁目、四丁目は、皆様御承知のように、富士ハイツ時代からしますと、最初の振興地区でございますが、いわゆる住宅地域でございまして、そこからどんどん宅地造成されながら今に至っています。全体的に上がっているのです。現在の三丁目、四丁目というのは少し下がりぎみなのです。ただ、住宅地域についてはブロック2段積みぐらいで住宅に関しては上がっているので、たしか床下までは行かなかったはずです。ただ道路については、まだ認定道路のいろいろな諸問題を抱えながらも、市の皆さんには、泡瀬自治会や周辺の皆さんからの要請に応えていただいているのも承知しています。ただ、あのようにしてマックスバリュ前、泡瀬第三自治会と同様のあたりまで、50センチとまではいきませんが、それに近い冠水をしたということも事実でして、初めてです。本員、もう40年近くあそこに住んでいますが、あそこまで冠水したのは初めてで、海藻まで流れてきていました。その海藻がどこから来たのかというのもわからないのです。その辺も踏まえつつ、東部地域のみならず、いろいろなところで冠水箇所はあったかと思いますが、当然、事前に把握されているし、御答弁いただいたとおりでございますので、引き続き鋭意努力をいただきますよう、あえて申し上げさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。 それでは続きまして、質問事項4.観光行政についてでございます。 質問の要旨(1)エイサー会館をはじめとした市内施設の観光客誘致に向けた取り組みについてでございます。 エイサー会館に特化した形になるかと思いますが、①観光客誘致に向けた本市の具体的な取り組みについてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 それでは宮城議員の一般質問にお答えいたします。 エイサー会館の観光誘客活動といたしましては、市内外のホテルへのパンフレット配布、Facebookやエイサー会館ホームページなどのSNSを活用した周知活動、それから県外イベントへエイサー団体を派遣し、エイサーの魅力を伝えるとともに、パンフレットの配布などを行っております。また、観光全般の周知活動といたしまして、本市の魅力を多くの方に伝えるために、観光ポータルサイト「KOZA WEB」や観光ガイドブック「沖縄市GO」、地域情報番組「コザの裏側」を活用した情報発信のほか、県内外で開催される商談会に参加し、個人旅行や修学旅行などの観光誘客を推進するなど、沖縄市観光物産振興協会やホテルなどの観光事業者と官民一体となって、観光客の誘客に取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 経済文化部長、ありがとうございます。 たしか、以前に同様な件をお聞きしたこともあろうかと思いますが、それからすると大分取り組み状況が変わってきているということを、改めて認識させていただきました。ただ、先ほど本日の伊佐 強議員の質問の中にもありました。エイサー会館ですが、せんだって、本員たち、改選後の議員全員で市内の主要な施設ということで視察に行かせていただきました。オープニングも行かせていただきましたが、エイサー会館を拝見させていただいたときに、改めてゆっくり御説明をしていただいて、あれだけの発信力のある施設であると。ただ、現状の数字からすると非常に厳しい数字が、御指摘のとおりだったと思います。いずれにしましても、その発信している手法、それを再度しっかりと踏まえながら、誘客や、そこに落ち着かせる、そこに引き込む。ましてや、今度は8月に沖縄市戦後文化資料展示室ヒストリートでしたか、そちらもコザゲート通りにできました。一体的な取り組み。今回の質問はエイサー会館ですので、エイサー会館に特化した形になりますが、エイサー会館に対して、あれだけの誘客できる魅力のあるものができたわけですから、そこに誘客するための取り組みとして、②レンタカー協会へのアプローチについてなのです。 昨今の観光客の特性といたしまして、もう皆様、既に御承知のように、レンタカーの利用率が毎年毎年ものすごく高いし、外国人のドライバーも、さまざまな問題はあるにしても、外国人ドライバーの方も多いかと思います。その方々を観光客として誘客する、誘致するというところにおいても、非常に需要性があるかと思いますが、レンタカー協会へのアプローチについてはどのようになっているか、お聞かせいただけますか。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎上里幸俊経済文化部長 県内レンタカー協会へのアプローチといたしまして、本市の観光ガイドブック「沖縄市GO」を平成28年度より、県内各レンタカー営業所に配布しております。今年度中に「沖縄市GO」の中に、新たにオープンしたエイサー会館や戦後文化資料展示室ヒストリートの情報を追加し、県内各レンタカー営業所で配布するよう取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 宮城 浩議員。 ◆宮城浩議員 ありがとうございます。 レンタカー協会との連携も含め、その取り組みについては、今後も引き続き続けていただきたいのと、今、経済文化部長の答弁にもありましたように、ヒストリートも加えて行っていくということでございます。周辺の駐車場の諸課題等もあろうかと思いますが、いずれにしても非常に大きな誘客になろうかと思いますので、引き続きレンタカー協会へのアプローチを踏まえつつ、観光客の誘致に当たっては、皆様も改めてここで確認をしていただければと思うのですが、やはり観光客の団体の皆さんにはエージェントがいて、エージェントが商品として、またオプショナルツアーとして組むわけです。そのオプショナルツアーとしてエイサー会館の見学コースとかというのも当然出てくるわけです。そこへのアプローチは市のほうで行うべきなのか、沖縄市観光物産振興協会等で行うべきものなのか。そういうところもぜひアプローチの一つとして発信を、当然、今、経済文化部長から答弁いただいたものも含めエージェントへのアプローチ、それはどこがやるべきなのかというところもぜひ御検討いただきたいというのがまず一点ございます。そこへの商品開発として引き込むことができるものなのかどうかなのか。まず、オプショナルツアーとしての引き込みも可能かと思いますので、ぜひ観光関連のエージェントのほうにもそれをアプローチしていただきたいと思います。観光客の誘致についてのエイサー会館は、あれだけのものというのは、改めて先日の視察で感じさせていただきましたので、これも鋭意努力していただいて、にぎわいを創出していただければと思います。 さて、一般質問は以上で終わりますが、本日、まだいらっしゃいます。本員もサッと終えて、次の方へ引き継ぎながら、今回もまた一般質問、ざくっとやりましたけれども、次回は本員自身もわくわくして、楽しみにしながらの一般質問ということで、ぜひ上げさせていただければと思いますので、その際にはまた関係部局の皆さん、市長を初めとする皆さん、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で宮城 浩議員の一般質問を終わります。 暫時会議時間の延長を行います。 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。会派輝、小谷良博です。どうぞよろしくお願いいたします。 去る9月9日に行われました沖縄市議会議員選挙、市民の負託を受けまして、2期目の当選をさせていただきました。今後4年間、市当局、あるいは市長と一緒になって沖縄市のために頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。 質問事項1.字登川の八重作原の災害についてであります。新聞紙上でも報道されておりますが、登川八重作原の冠水の件であります。 質問の要旨(1) 字登川八重作原の冠水について、①登川八重作原の一部の土地が冠水しますが、市は現状を把握しているか伺います。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 小谷議員の一般質問にお答えいたします。 登川八重作原の冠水及び浸水については、市道知花登川線にまたがる市管理の雨水排水路から雨水があふれたことにより、その周辺の畑1カ所及び市道知花登川線の冠水や民間事業者の2カ所の浸水を確認しております。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 実は本員がそれに気がついたのは、今年の3月ぐらいだと思いますが、その所有者の方から最初に電話の一報がありまして、それを確認したところ、その時点ではそんなに多くの水は上がっておりませんでした。しかし、これは盛り土が進むにしたがって、その施設の排水路が土砂で埋まってしまって、それから非常に冠水の高さが大きくなったところであります。その所有者は、もちろん登川の方であります。その隣に民間業者、あえて名前は言いませんが、2社ありますね。それを3月の時点で本当は把握をしていたのです。まさか、これほど深刻な被害になるとは予想をしていなかったのです。それが台風24号、25号で大きな被害が出たわけでございます。 それで②に行きますが、市としてはいつごろから冠水するようになったのか、その辺がわかりましたら教えてください。お願いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 初めに、市が冠水を確認したのは、今年6月14日の大雨の際、近隣事業者からの通報により畑の冠水を確認しております。その後も10月5日までの間に畑の冠水5回、民間事業者の浸水4回、道路冠水1回を確認しております。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 その畑の所有者がN氏、民間事業者がO社とR社ですね。これは頭文字で言いますけれども。この事態、本員は今年の台風24号、25号の朝早く、ずっと見に行ったのです。それがものすごい冠水でしたので、その状況を見ますと、台風25号に関しては通行どめ。24号は何とか通れたのですが、あれだけの水が畑にたまっているのを見ると、所有者としては泣くに泣けない状況ではなかったかなと、そう思っております。それで所有者から何度も、市のほうに恐らく連絡はいっていると思います。 それで、③どのような原因で冠水するようになったのか、その辺をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 冠水及び浸水の原因は、冠水等が起こった下流側の市管理の雨水排水路に隣接する場所で、民間の開発業者による造成工事において雨水排水路を開渠型から暗渠型ポリエチレン管への敷設がえ工事の際、事前確認した以上の埋め土がなされたことにより、その土量の重みにより、ポリエチレン管の潰れにより排水機能が低下したためだと考えております。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 今、御答弁の中にありました暗渠型ポリエチレン管は、本員も現場でちょくちょく使用したわけですが、荷重に対してはそんなにもつような材質ではないのです。それが管渠型から暗渠型ポリエチレン管に切りかえたため、また想定以上の埋め土がなされて、その重みによるポリエチレン管の潰れがあったと。そういう御答弁であります。 では再質問させてください。その当初のポリエチレン管の管径と、盛り土高というのは、当初の計画ではどれぐらいだったのか。そして、現場で実際に行われた盛り土高、それもわかるのでしたら教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 開発業者により埋設されましたポリエチレン管の管径は1,350ミリとなっております。業者の計画では2.7メートルから3.6メートルを、そのポリエチレン管の上に盛り土する計画でございましたが、実際は約10メートルの盛り土がされておりました。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 当初計画よりも、その業者が想定以上の盛り土をやったというわけですね。わかりました。原因はそれだと思います。すごいですね。 次に行きます。④所有者から指導、対策等の要請などは、市のほうにはあったのかどうかを教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 今年6月の初めての冠水の際、被害のあった畑の所有者から市に対し、開発業者への指導を行うよう、要請がありました。市は以前から開発業者に対し、施工のあり方など、是正指示を行ってまいりましたが、その中で冠水被害が生じたことから、原因者である開発業者へ対し、早急に対策を講じるよう、さらに強く指導を行っております。その後も冠水及び浸水が発生し、被害のあった畑及び民間事業者の方々からその都度、開発業者への指導を要請された市は開発業者へ対し、開渠埋設の是正及び冠水等の被害防止対策を講じるよう強く指導してまいりました。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございました。 その開発業者というのは、ちょっと調べてみたら市内業者ではありませんね。市外業者であります。役所が徹底して、その指導を行っているにもかかわらず、役所の指導を聞き入れないということは、この業者は本当に大丈夫な業者でしょうか。その辺に疑問があるわけですが、それは市外業者でありますから、その辺については詳しくはわかりませんが、いずれにしてもこの業者はおかしな業者ではないかと、そう感じているわけであります。 ⑤に行きます。今、造成しておりますが、許認可、あるいは届出、それは沖縄県なのか市なのか、その辺を教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 当該造成工事に当たっての許認可関係の手続については、まず市管理の雨水排水路の切りかえ工事において下水道工事計画審査が必要でございますが、提出された内容と異なる工事施工となっていたため、変更申請を求めたところ、関係書類に不備があったため、現在訂正を求めているところでございます。また、開発行為については面積要件を満たしていないため該当しておりませんが、県の赤土等流出防止条例に基づく届け出については、手続がなされていることを確認しております。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 開発行為等については、面積が3,000平方メートル以下だから該当しないということで、ただ下水道工事計画審査と赤土等流出防止条例、その2つであるわけですね。わかりました。 この点ですが、これは許認可、あるいは市が審査しても、当初計画と実際現場が違うわけですから、こういう場合に関しては工事停止、あるいは何らかの方法で是正措置とか、こういうものができないかと思いまして、その審査のときに例えば附帯事項といたしまして、その実際の計画と現場との違いが出た場合、一旦現場をとめて是正勧告等、そういうものもぜひ必要だと思います。お家の近くでずっと見ていたのですが、ダンプがひっきりなしに入ってくるわけです。残土が。それに対しても粉塵はすごいし、道路は壊れるし、市はその許可を出した以上は、指導監督は徹底すべきだと本員はそう思っております。次からはこういうことがないように、しっかりと監督していただきたいと思っています。 次、⑥に行きます。沖縄市は現在どのような指導をしているのかお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 市はこれまでも同様な指導を行ってまいりましたが、改めて開発業者に対し、二度と冠水及び浸水を発生させないよう、工事中における仮設の排水経路の確保や大雨時の対応としてポンプ設置を強く指示しております。造成工事に伴う市管理の排水路の管への敷設がえにおいては、下水道工事計画書に基づく工事施工がなされていないことから、変更計画書の提出を求め、早急に排水路の敷設がえ工事を行うよう指示しております。また、幾度と冠水及び浸水により被害に遭われた方々へ対しては、誠意を持って補償等、対応するよう申し伝えているところでございます。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 やはりポリエチレン管では、この土圧に対してはもたないという結果が出ておりますので、改めて現在、ヒューム管で仮設工事をやっている状況でありますね。あと1台、ユンボが沈んでいる状況でありますが、これについて一つだけ再質問させてください。 これだけ多く、沖縄市から是正勧告、指導、いろいろなことが出ているかと思うのですが、これまでこのような指導の回数はどれぐらい出ているのですか、それだけ聞かせてもらえますか。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 計画以上の盛り土が確認された平成29年3月から平成30年6月の畑の冠水が確認されるまでの間、現場での確認及び指導24回、呼び出し指導14回及び平成29年7月には是正指示書の送付などを行うことで排水管の改善指導を実施したものの、開発業者による改善がなされないまま排水能力の低下が進行し、平成30年6月には冠水被害発生となりました。また、冠水被害発生後においても強く、現場での確認及び指導15回、呼び出し指導4回など改善指導を実施し、土量の重みにより潰れたポリエチレン管からヒューム管への敷設がえの工事内容についても不備があったため、訂正を指導していたところでございます。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 これだけ多くの指導、是正勧告をやっても、この業者がやってくれないと。これは本当にあきれた業者ですね。話にもならないぐらいの業者だと思うのですが、返す言葉がないので、本員、何を質問しようかなと思っています。これだけ多くのことをやっても業者が聞かないと。相手方の業者は名前がわかりませんので。しかし、これではまだまだ冠水が続きますから、その辺はしっかりと沖縄市の指導を徹底してください。お願いします。多分ヒューム管も恐らくポリエチレン管と一緒で、径は1,350ミリだと思うのですが、最終的に聞かなければ、本員は法的手段もやむを得ないかなと思っておりますので、その辺をひとつ頭の中に入れて、沖縄市のほうも指導監督は徹底していただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時01分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時12分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 それでは引き続き質問させてください。 ⑦沖縄市としては、今後どのような対策等を考えているのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 市としましては、先ほど質問の要旨(1)⑥で答弁しました3点、1つ目は冠水及び浸水の防止対策としての仮設の排水経路の確保及びポンプ設置、2点目の市排水管の早急な敷設がえ工事、3点目の被害者への補償等について、適切な対応を開発業者へ強く求めてまいります。また、本市としても現場等の監視を徹底し、着実にその3点を実行させ、被害防止に努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 やはり一番の問題点は、土砂の搬入量が大方だろうと予想しております。今、排水敷きのところが10メートルぐらいの盛り土と言っていましたが、上のほうまで30メートルぐらいあるのです。今回、台風24号、25号で、その高いところがその影響で崩れて、上に積んであったトンブロックが全部倒壊している状況は確認していると思いますが、この土砂の搬入量が多かったのではないかと思っております。だからその改善命令等は、その土砂の搬出も、市としては本当に適切な量なのか、この盛り土が多すぎるのではないか、その辺を判断して、この土砂搬出も業者のほうに指導してはどうかと思っております。それから掃除をできるように、下流側には人孔、マンホールですね。それを設置するようにぜひお願いをします。何かあった場合に、その人孔がないと掃除等ができなくなりますので、その辺はしっかりと業者のほうには指導していただきたいと思っております。お願いします。 次、⑧に行きます。今後補償問題等も含めて、もし市のお考えがありましたら、市の見解をお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎比嘉直樹建設部参事 今回の冠水及び浸水被害については、民間の開発業者によるずさんな造成工事が起因するとはいえ、市の是正指導等が徹底されなかったことで、一度のみならず幾度と被害に遭われた市民の皆様に申しわけなく思っております。被害者の補償については原因者である開発業者による対応が妥当だと考えておりますが、その補償について難航することがございましたら、市も間に入り、補償がスムーズに進むよう努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 やはり補償問題になりますと、個人的にNさん、民間業者は慣れているかと思うのですが、しかし個人というのはなかなかそういう経験もありませんので、難しいだろうという予想はしております。そういう問題に対しては役所も相談に乗ってあげたり、あるいはその民間業者2社、あるいは会社、そして個人所有者を役所に呼んで、話し合いでこの補償問題がスムーズにいくような、そういう手だてを役所のほうにはぜひお願いしたいと思います。 実際、あの畑を見ますと、多分排水が改善されても、湿っておりますので1年間は使えないでしょう。その水が最終的に蒸発して、畑の状態になるまでには恐らく1年以上はかかると思います。その辺も踏まえて、ぜひ市のほうとしても速やかに解決できるようにぜひお願いをしたいと思います。一番の問題は開発業者なのですが、少しは市の責任もあると思いますので、その辺の補償問題に関しては、しっかりとまた沖縄市のほうも対応をお願いしたいと思います。ありがとうございました。 続きまして、質問事項2.道路行政についてお伺いします。 質問の要旨(1)沖縄北インターチェンジについてお伺いします。 ①沖縄北インターチェンジ渋滞対策検討委員会が発足しているとお聞きしておりますが、委員会は開催されたのかお伺いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 小谷議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄北インターチェンジ交差点周辺渋滞対策検討委員会につきましては、本年5月31日に第1回検討委員会が開催されており、当該地域における慢性的な道路交通渋滞の緩和、解消に向けて、関係機関による取り組みが始まったところでございます。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 本員は、4年前に当選したときからずっと北インターチェンジの渋滞解消を言っておりましたが、やっと4年間で検討委員会が発足して、そして話し合いも行われると。本当にこれは一歩前進、すばらしいことだと思っております。これも市長、市当局の皆さんが頑張って、やっと4年間で検討委員会が発足したわけでありますから、今後ともぜひ北インターチェンジの渋滞解消に向けて、市当局の皆さん、本当に頑張っていただきたいと思います。 次、②に行きます。この検討委員会ですが、主体となる団体はどこなのかお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 当該検討委員会は、国道管理者である沖縄総合事務局が主体となっております。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 当初は、知花弾薬庫移転の関係とかで防衛がなるとか、いろいろなお話があったのですが、国道の管轄である沖縄総合事務局になったということで理解しました。 それでは、③その委員会の構成メンバーを教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 検討委員会を構成する関係機関としましては、沖縄総合事務局、沖縄防衛局、沖縄県、沖縄県警察本部、沖縄市、西日本高速道路株式会社となっております。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。 沖縄総合事務局、沖縄防衛局、沖縄県、沖縄県警察本部、沖縄市、西日本高速道路株式会社、この6団体ということですね。ありがとうございます。ぜひしっかりと渋滞解消に向けて、沖縄市のほうも頑張っていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。 それでは④に行きます。その委員会での内容を教えてください。お願いします。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 第1回検討委員会では、主に現況調査内容の確認や現況調査の役割分担などについて話し合いが行われております。また、主な役割分担としまして、沖縄北インターチェンジ交差点周辺で渋滞が懸念される地点の現況交通量調査の内容を確認し、同調査を南部国道事務所において実施すること。統合計画における嘉手納弾薬庫地区知花地区への移設による交通量の変化等の情報を沖縄防衛局において収集することが、委員会において確認されております。今後の予定としましては、平成30年度内に渋滞対策の内容を決定し、平成31年度以降、各機関において対策が実施できるよう、本委員会において検討を進めていくこととしております。
    小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。すばらしいことだと認識をしております。 実は北インターチェンジがこれだけ渋滞するのは、北インターチェンジが登川にあるおかげで、今、佐川急便、ヤマト運輸、OAS航空、その3社の宅配業者が今、北インターチェンジの近くにあるわけです。中頭病院もあります。それをひっくるめて、働いている方が多分1,000人ぐらいいるかと思うのですが、そういう関係で、やはり北インターチェンジがあるおかげでここに事業者が集まってきているわけです。だから渋滞ももちろんあるのですが、やはりインターチェンジというメリットがあって、そこに集まってきているわけですから、この渋滞対策というのは非常に大きな問題だと思っております。そこだけではなくて、今後は西側のほうは、たくさんの企業が登川地域に来ております。これは、例えばアスファルトプラント、生コンプラント、あとは、あの辺一体には倉浜衛生施設組合もありますし、倉敷環境、環境ソリューション、町田機工、いろいろな業者がその周辺に集まってきているわけです。これは何で来るかというと、やはり北インターチェンジがあるからこそ、そこに来ているのです。それが渋滞となると、やはり企業もまたここに集まってくるようになると予想しておりますので、ぜひ北インターチェンジの渋滞を一日も早く解決しないと。大きな課題を持ったところでありますので、市のほうとしても積極的にその働きかけを、沖縄総合事務局、関係団体にお願いをして、早く解決できるように市も頑張っていただきたいと思います。 続きまして、農民研修センター周辺のまちづくりについての中から質問をさせていただきます。質問の要旨(2)登川4号線の進捗状況について、今の状況を教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 市道登川4号線につきましては、平成28年度より一部狭隘区間の拡幅や歩道整備など、安全で円滑な道路交通環境づくりに取り組んでいるところでございます。平成29年10月に実施設計を終え、現在、自治会と連携しながら地権者との合意形成に取り組んでいるところでございます。また、一部擁壁を設置する必要があることから、擁壁設計業務を進めております。今後は、平成31年度より用地測量、土地評価、用地買収等を実施し、平成35年度の工事着手に向け取り組みを進めてまいります。 ○小浜守勝議長 小谷良博議員。 ◆小谷良博議員 ありがとうございます。着々と計画を進めているということであります。ありがとうございます。 答弁の中に、平成35年度の工事着手に向けてという御答弁がありました。平成35年と言わず、1年でも早く、平成34年にでも工事に着手できるように頑張っていただきたいと思います。また、地域と市が一緒になって、もし問題が発生した場合には協力していきたいと思っております。 これで今回の本員の一般質問は終わりますが、どうぞ市当局の皆さん、また今後4年間、よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で小谷良博議員の一般質問を終わります。 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 お疲れさまです。4年ぶりに一般質問をさせていただくことができました。本当にありがとうございます。また、本年は、この沖縄市において大きな選挙が3つございました。4月には市長選挙、また9月9日には市議会議員選挙、30日は県知事選挙という形で、くわえビジョンを掲げた桑江市長が2期目をスタートしたという部分で、支えてきた私どもは感慨深いものでございます。1期目のようなスピード感を持って、これからもくわえビジョンがしっかり成功、実現できるような形を、当局の皆さんにはお願いしたいと思っております。 9月30日、先ほど宮城 浩議員からも話がありました。結果はいろいろ思うところはあると思うのですが、私ども沖縄市議会にかかわった玉城知事が誕生したという部分は、しっかり沖縄市の現状等もよく知っていらっしゃると思いますので、一緒になって問題解決をしていただけるのかなと思っております。その当時、もう16年前ですか、玉城知事がトップ当選をしたときに、この議場にいた議員を数えてみました。桑江市長、與那嶺克枝副市長、小浜議長、仲宗根水道局長、池原議員、阿多利 修議員、そして本員、瑞慶山良一郎、7名しか残っていないというのか、この7名の部分が玉城知事と一緒になって、この議場で議論したのを懐かしく思っています。多分、私たち7名の思いと、この新しい30名の議会の思い、市の当局の思いも、玉城新知事は受け入れてくれると思いますので、前秘書でありました宮城 宏議員に橋渡しをしていただいて、この沖縄市に山積する課題をスムーズに県と国と沖縄市で協力し合いながらできるような形を心から望んでおります。 それでは通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 質問事項1.くわえビジョンについてであります。 質問の要旨(1)(仮称)一万人アリーナについてと書いてありますが、失礼しました。沖縄市多目的アリーナについてであります。 ①進捗状況について教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部参事プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 それでは瑞慶山議員の一般質問にお答えさせていただきます。 本市のアリーナにつきましては、県内では最大となる1万人規模の屋内施設となり、「観せる・使いやすい」の視点を取り入れ、来場者も含め、より多くの皆様に利用される施設整備に向け取り組んでいるところでございます。また、施設内には直接トラックで乗り入れ搬入・搬出ができるなど、コンサート関係者からも高い評価をいただき、情報誌にも取り上げていただいているところでございます。そのほかにも2023年FIBAバスケットボールワールドカップの開催地としても決定するなど、スポーツの分野でも日本のみならず、世界からも評価をいただけたものと考えているところでございます。去る8月の臨時会にて御承認をいただきました、(仮称)沖縄市多目的アリーナ建設工事につきましては、8月14日付で工事に着手し、9月25日には起工式がとり行われたところでございます。本体工事につきましては、約25カ月の工事期間を予定しており、平成32年度の秋ごろ、供用開始を予定しているところでございます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 今、進捗の部分を聞いて、本当にスピード感があるような形だなと思っています。大規模な予算が伴うこのような事業、本当にこの4年間で形がつくれて、そして8月の臨時会では契約も済んで、そして9月に起工式が行われたと。このような形で大変、当局の皆さんの努力、いろいろな苦労もあったと思います。ただ、市民として心配なのが予算であります。このような大きな事業をやる上で、将来的な市民負担という部分がどのぐらいあるのか。この4年間、この議会でもいろいろ議論をされていたと思うのですが、②として、予算の内訳について教えていただきたいと思います。 ○小浜守勝議長 企画部参事プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えさせていただきます。 平成30年度のアリーナの関連予算につきましては、26億7,301万7,000円を計上させていただいており、平成31年度から平成32年度における工事請負費及び委託料を含めた債務負担額として、123億528万5,000円を計上しているところでございます。本体工事の契約額としましては、146億8,800万円となっております。また、歳入といたしまして、平成30年度の本体工事費に対して23億4,320万円の交付決定をいただいたところでございます。平成31年度から平成32年度における工事請負額の債務負担額に対して、約109億9,890万8,000円を見込んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 少し要旨を進めて、後で総括しながらまた質問をさせていただきたいと思います。 ③管理運営について。このような特殊なアリーナだと思います。臨時会でも管理、予算額等でいろいろ議論もあった部分もしっかり見させていただいております。その中で沖縄市がどういう形で管理運営をしていくのか。それもしっかり市民に対してもメッセージを送っていかないといけないと思うのですが、③の管理運営について、どのような考え方で進めていくのかを教えてください。 ○小浜守勝議長 企画部参事プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 管理運営につきましては、民間事業者等の有する能力、経験、知識等を活用しつつ、市民サービスの質の向上と経費の節減を図るためにも、指定管理者制度を活用しながら進めていきたいと考えているところでございます。また、管理運営者に対しては、バスケットボールを初め、その他スポーツ興行やコンサートなど、幅広く利用していただける施設づくりを行うことができる管理運営者を求めていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 指定管理という部分で進めて管理運営はしていきたいという答弁でございます。このような1万人規模の事業をするに当たって、なかなか普通の企業とか、普通の団体等で指定管理をするのは少し難しいのかなと本員は考えております。1万人規模のスポーツ観戦、そしてコンサートとか、ほかのイベント等をする上で、指定管理者を選定するに当たって、しっかりとした沖縄市としてのビジョン。この指定管理の人たちにはどのぐらいのものを求めていくのかという部分を早めに決めて、方向性を決めて指定管理者を選んでいただきたいと考えております。また、期間においても、1万人規模のアリーナ、イベントという部分は、普通の市営体育館などの運用とは違って、1年前とか2年前ぐらいから動き出すと思っています。その中で、この4年間少し空いているので、状況が変わったのかわからないのですが、おおむね5年間の指定管理期間という部分をつくって各施設、指定管理をしていると思うのですが、5年間の指定管理で本当にこのような大型施設の指定管理事業等ができるのかという部分の観点からも議論をしていただきたいと思っております。本員の考えであれば、やはり10年ぐらいのスパンを置いて、しっかり指定管理をしてもらって、そしてイベントをしっかりやっていただくと。せっかく146億円を使って建物を建てて、活用する人たちがほとんどいないと。そういうことになってしまうと、もう目が当てられない状況になると思いますので、指定管理者を選ぶ中でゼロベースから、本当にこのアリーナがどう生かされるのか。沖縄市民にどう受け入れていただけるのかというゼロベースの議論から始めていただいて構築していただきたいと思っております。 続いて、④今後の課題についてお聞かせください。どういう懸念等があるのかを含めて、よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 企画部参事プロジェクト推進室長。 ◎山内強企画部参事 お答えいたします。 多目的アリーナにつきましては、約25カ月にも及ぶ大規模な工事になりますので、まずは工事が安全に行われることが重要だと考えております。また、2020年の秋ごろには完成を予定しております。この2020年につきましては、東京オリンピック・パラリンピックに向け、東京近郊での施設整備が多く進められている中、本市多目的アリーナにつきましても今お話しがあったように、初年度からスポーツ興行を初め、あらゆるイベントを視野に誘致活動を進め、安定したアリーナ運営を行っていくことが課題だと認識しております。また、平成29年度の解体工事や平成30年度のアリーナ本体工事におきましては、再編推進事業補助金を活用させていただいております。本補助金につきましては、駐留軍等の再編の進捗状況等を考慮しつつ、予算の範囲内で年度ごとに防衛大臣が定めるとされており、次年度以降の予算につきましても、毎年度、補助金の交付決定が必要になってまいりますことから、本体工事等に係る次年度以降の予算確保につきましては、引き続き国、県等にも御協力をお願いしていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。今後の課題について一番心配している部分だと思います。 先ほど予算の内訳の中で、今年度26億円の予算を計上して、そのうちの23億円は国からの交付決定をいただいたという形であります。そして平成31年度、32年度を含めましては、123億円のうち109億円をまた国等にお願いをしていかなければならないと。ただ、平成31年度、32年度も毎年しっかり国と調整しながらやっていかなければいけない状況というのは、本当に努力をしながら、説明をしながら、大切な血税でありますので、その予算を引っ張ってくるという形にしていかなければならないのではないかと考えております。また、このような大きな補助率で交付決定をしていただいという部分も、多分、国としてもくわえビジョンの早期実現が、この沖縄県の起爆剤になるのだと。そういう認識のもと、内閣府を中心に議論が進んでいたかに聞いております。また、沖縄県選出の内閣府特命担当大臣の補佐官であります島尻安伊子先生が窓口になって、官邸ともいろいろやりとりをされたという話も聞いておりますので、幸い4人目の大臣についた補佐官ということでありますので、早急に市長、これは国と調整を進めて、早めの言質を、しっかり今の内閣府で押さえてもらう、印鑑を押してもらうぐらいのレベルで交渉をしなければいけないのではないかと思っております。2023年FIBAバスケットボールワールドカップ、これは国際的に日本国を挙げて開催をしなければならない大会だと思っております。それ以上に注目されていると。成功すれば、間違いなく沖縄市のPRにつながっていく。しかし、平成31年度、32年度の本体工事の予算等で何か万が一のことがあれば、これが足かせになって世界に配信される状況があるという部分も、私たち沖縄市民はしっかり考えながら、強力に早目に進めていかないといけないと本員は考えております。その中でも、この4年間なかなか翁長前知事と、こういう沖縄市の問題等に市長がみずから一緒になって行動するというのが少なかったかに、そばで見ていて思います。幸い、先ほどから話が出ています玉城新知事が、この沖縄市の市議会議員を経験して、そして衆議院議員を経験されて県知事になった。この沖縄市に対する思いというのは、私たち議会、当局、また市民一緒の温度差だと思っていますので、市長、今回玉城知事も早々と内閣官房長官にお会いして、本日ですか、総理にもお会いするというような話も聞いております。今度は桑江市長みずから、また議会も一緒になって早々と玉城新知事にお会いして、私たちが抱えている沖縄市に山積する、一つ一つ実行していかなければならない事業等をお願いしに行くという部分はいかがでしょうか。そういう国、県、市と一緒になってやらなければ、このような国際大会等が成功することはないと思っていますので、その点の市長の見解をお聞かせください。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 こんにちは。4年ぶりの瑞慶山良一郎議員の一般質問に答弁をさせていただきます。 アリーナの件でございます。9月25日に起工式を滞りなく行ったところであります。まずは工事が安全に行われることを願っております。御心配の予算の獲得でありますが、国は単年度予算でありますので、おっしゃるとおりに毎年、平成31年、32年と予算を獲得する行動をしていかなければなりません。そこにおいて議会の強力な協力がいただけるのであれば、これは大変心強いと思っております。当然のことながら私の責務は、市民負担をなるべく軽減できるように先頭に立って頑張っていかなければならないし、しっかりと足元を見ながら要請行動をとっていかなければなりません。そこに皆様方のお力がいただければ、本当にありがたいと思っております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 市長、ありがとうございます。並々ならぬ思いというのを受けとめて、議会側もいろいろな意見もあるとは思うのですが、しっかりと集約しながら、このくわえビジョンの目玉でありますアリーナに関しては、協力できる部分はしっかり協力できればいいなと考えておりますので、議員諸賢の皆さんも一緒にお力をつくってまいりましょう。 続いて、質問事項2.市営住宅の管理についてであります。 質問の要旨(1)市営住宅の管理について、①家賃の納入についてでございます。現在、どういう形で市営住宅の家賃納入をされているのかをお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 瑞慶山議員の一般質問にお答えいたします。 市営住宅の家賃の納入につきましては、指定管理者により納付事務手続を行っておりますが、家賃及び駐車場使用料も合わせて市の口座に口座振替、納付書払いにより納付していただいております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。今、家賃、駐車場を含めて口座に入金か、納付書での支払いということであります。 それでは②滞納状況について、この何年間、どういう形で推移しているのかを教えてください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 家賃及び駐車場使用料について、過去3年間の収納率でお答えいたします。平成27年度が98.6%、平成28年度が98.4%、平成29年度が98.4%となっており、ほぼ横ばいで推移している状況でございます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 ③市営住宅、そのまま管理される中で、共益費という部分も各管理人、また班長が集めているやに思うのですが、この共益費の納入方法について改めてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部長。 ◎仲宗根保彦建設部長 お答えいたします。 共益費につきましては、市営住宅管理人が徴収を行っております。共益費は共同施設に要する費用で、例えば外灯、階段灯、エレベーター、ポンプ等の電気料、排水溝清掃、汚水処理に要する費用、樹木剪定及び草刈りに要する費用であり、入居者相互で負担することとなっております。共益費の納入については、入居者募集のしおりにおいて留意事項として団地自治会に納入していただくことを記載し、周知しているところでございます。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 全国的にも公営住宅、市営住宅等の共益費の部分がなかなか集めにくい状況になっているという話を聞いております。住まわれている人たちも高齢になっていて、なかなか取りにくいとか、そういう部分もあるという話を聞いていますので、検討として家賃、駐車場を回収している中で、一緒に共益費も含んで市が主体となって集めて、その共益費は自治会ですか、市営住宅を管理される方々に渡していくという部分も、ひとつ考えつかないかなと思っております。これは条例等にも駐車場、家賃のみという形で書かれているはずなので、ぜひ庁内で議論をいただいて、また市営住宅の人、なかなか払えない人もいらっしゃるという部分も聞いていますので、その対応も当局もしっかり把握できるような環境づくりも必要かなと思いますので、ぜひ御検討のほうよろしくお願いします。 質問事項3.嘉手納飛行場の軍民共用についてであります。本員、議員になって、平成23年、24年、26年と嘉手納基地の軍民共用について一般質問をさせていただいております。その思いというのは、沖縄市を中心とした中部副都心構想という部分をしっかり立ち上げて、今、那覇市に一極集中している経済網をしっかり中部にも引っ張っていくと。二元化のまちづくり、経済づくりをしていけば、それがそのまま必然と北部までつながっていくという考え方のもと、中部副都心構想という部分を訴えさせていただいております。その中でも泡瀬地区の港湾施設を今、整備している中で、港、海の窓口はできつつある。その次に必要なものは、やはり空の窓口ではないかと思っております。その中で嘉手納飛行場、私ども、市長もそうですが、沖縄青年会議所は三沢青年会議所との交流がもう40年近く続いている中で、三沢も軍民共用なのです。飛行場滑走路は軍の施設でつくって、おりてそのままエントランスに行く場面も門のほうで区切られて、門が自動で開いて、中に入っていけば日本国内という形になって、また門を閉めてターミナルがあるというような形の軍民共用の運用の仕方を今、三沢ではしております。そのような形をしっかりつくれれば、沖縄市の経済というのが爆発的におもしろくなるのではないかと。そういう考えを持って質問をさせていただいております。 また平成24年、東門市政のときにも東門前市長に提案させていただきました。その中でも今、嘉手納基地を抱える三連協がある中で1市2町、また中部市町村会、そういう話をつくって形ができたらいいなという答弁はもらっているのですが、それ以後の進捗がなかなか見えない部分がありますので、質問の要旨(1)沖縄市の今後、嘉手納基地の軍民共用に関してどう考えていらっしゃるかお聞かせください。 ○小浜守勝議長 沖縄市長。 ◎桑江朝千夫沖縄市長 お答えいたします。 嘉手納飛行場の軍民共用につきましては、私のくわえビジョンでも市民の皆様にお示しをしたところであります。今後の沖縄本島の中部圏域の発展や市の活性化のためには、大量物資の輸送を可能とする物流拠点としての空港等の整備は大変重要であると考えております。東には中城湾港、これは物流拠点港で重要港湾であります。そして中央内陸部においては、2本の滑走路を持つ嘉手納飛行場があります。その利活用を図ることができれば、大量輸送手段の確保が可能となりますので、中部圏域の経済発展は計り知れないものがあると考えております。ぜひ実現したいものだと思っておりますので、これからは本市議会、そして近隣市町村との意見交換を図りながら、軍民共用に関する調査研究も独自に進めながら、国への要請はしっかりと積極的に行動していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 瑞慶山良一郎議員。 ◆瑞慶山良一郎議員 ありがとうございます。 沖縄県はハワイの観光客数を抜いたという部分で、今、那覇空港第2滑走路をつくっているのですが、2016年の那覇空港滑走路の離発着が16万6,000回ぐらいの離発着だったと聞いております。第2滑走路ができても、やはりターミナルが手狭なので、1.11倍、18万人ぐらいしかふえない部分を今、県がかなり心配をしている。これ以上伸びていかないという部分を、県もどうしたら観光客をもっと多く呼べるかというのを思案している部分だと思いますので、ぜひ市長の熱い思いの部分を含め、沖縄市の嘉手納飛行場を有効活用して、この件に関してはイデオロギーはないと思っています。昔から話をして、「民間だったらいいよ」とおっしゃる北谷町、嘉手納町の方も多くいらっしゃいますので、ぜひ市長が旗振り役として行っていただきたいと思います。それをしっかり県選出の国会議員を中心に動かして、政府に直談判し、日米合同委員会等もあるのでかなりハードルは高いとは思うのですが、桑江市長、146億円のアリーナも4年のスピード感を持ってできたので、ぜひ発信力を生かしていただいて、まず桑江市長が動かなければ中部副都心構想というのがどんどん後ろに伸びていくという旨で、ぜひ頑張っていただきたいと思っております。私たち沖縄市議会もしっかり議論しながら、そういう行動も市長ととともにできる部分をしっかり市民にアピールしながら、国、県に要請に行きたいなと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは以上をもちまして、本員、瑞慶山良一郎の一般質問を終わらせていただきます。4年間、よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 以上で瑞慶山良一郎議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 4時57分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 4時58分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。 本日はこれをもちまして、延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたしました。 次の本会議は、10月15日月曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。  延 会 (午後 4時58分)...